浮枯草
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令和八年(二〇二六年)三月廿四日ゟ
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かへらねば思ひ引かるるあやめ草あやに悲しき五月雨の空
8
あやめ草あやなき身捨て鳥の如翔けて行かまし心しあらば
7
しをるれど散るを知らねばあやめ草引く人だになくただ這ひに這ふ
10
あやめ草念々浮かぶくさはひの多からば身こそ引き破らるらめ
5
あやめ草あやに惑へる心根を引き忍びては這ひ伏しもぞする
4
あやめ草え引きとどめず思へどもにも泣けねば山ほととぎす
4
あやめ草あやにかなしき時鳥ほととぎすわれ乞ふなへにねもころに鳴く
6
久方の蒼天翔ける日輪のと照るべきを明けぬつつ闇(アレれ。。。)
4
北ゆきし古虎吠えけり甲子園三百目の星恩返したり(ボス)
5
くだり竜常となりては久方の空のあなたに星の星野仙一涙雨(どうした?ドラゴンズ)
7
行く鳥の人馴れもせで安らかに生き死ぬる世にありこせぬかも
10
すぐなるはことに危ふきあやめ草すずろに引けば切りもこそすれ
9
少子化をすすめるすべやある此処に日にに増せる白鼻芯はくびしん憂し
7
軍産の利権蠢くこの地球足らずて他所の月まで汚す
11
潮船の並ぶ泊りに老いの波けもの寄れども若人寄らじ
12
節慣れでいまだ世慣れぬ時鳥忍び来よ来よわが杣の宿
10
あふひにも瑞枝みづえにもかくさらさらとさやぐ風さへ衣更へかな(葵祭り)
9
うつろはぬものと伝へし老松も薄き二葉の夏衣着る
23
ははそ葉の母に似げなき言の葉に置くかひやある露の涙も
12
侵さるる前に侵すと皆言はば幾許いくばくも無し風の前の塵
15
けふは花あすは緑とめぐれども朽ちてゆき散る方さへ知らず
12
竹のこの憂きふし繁きよりぞゆるがし出だす明けのうぐいす
7
過ぎにける月日を忍び藤浪のまつはる思ひ沈めもぞする
15
山にふるうどを好める山羊を見てめみきや古への人
10
ひよどりの鳴くも変はる山裾は誰を惜しむか藤衣着る
19
ながらひもこそすれ何を三枝さきくささきくを願ふ修羅のちまた
15
紫の雨降りめて幾年いくとせか彼逝きし日はあかねさしつつ(四月二十一日プリンス命日)
15
春秋も知らぬ常盤ときはの山隠れ花も紅葉も見ずは長閑のどけし
17
月も無き闇夜にひとつ声ぞする寝言云ふらし人めくうぐいす
17
などてかは春の夜風にふりにふる花と過ぎにし月日追ふわれ
11