咲弥
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日常を詠みながら、うたかたの御縁を嬉しく思います。
自然と読書と登山も好きです。

霜月と 思えぬ陽気 木々達も 葉を揺らしては 秋を愉しむ
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足下あしもとに 幸せありて 気が付かず 空の上から いつか眺むる
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雨止みて 金木犀の 花の海 明日は晴れと 夕空ひて
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冬支度 敷物替えて 引き締まる 心身共に 夏を脱ぎ捨て
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雨のあと 季節変わりし 落葉増え 空の雲にも かわいい羊
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本人が 幸せなのが 一番と 米寿迎える 母の優しさ
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江ノ電の 走る音さえ 淋しくて 子の住む街が 遠ざかりゆく
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秋の空 思わず足を 止める人 美しいもの 写真に収め
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友眠る 鎌倉旅路 萩咲きて 汗ばむ秋の 夕暮れ迫る
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夕暮れの 空にコウモリ 飛び交ひて 幼き頃の 風景思ふ
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枯れた木の 根っこの周りに 付く虫は 生きようとする ひとつの命
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紫の 花咲きほこる 秋の庭 雨降られども 凛と立ちけり
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完壁で なくとも良いと 足るを知り 感謝する人 頭が下がる
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休み明け 油断してたら 忙しく フル回転で 仕事片付け
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いにしえの 京の都に 思い馳せ 雲ひとつない 東寺に参る
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スーパームーン 壊れたバイク 押す息子 家に帰れず 月を眺める
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さつま芋 蒸して潰して 羊羹ようかんに 秋の味覚と 照りつける陽と
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同じ月 同じ時代に 観れる縁 心も円く なれる秋の夜
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子が帰る 巣を整えて 送り出す 半人前の 親を目指して
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帰省した 子達と共に 秋過ごす ひつまぶし食べ 明日へと繋ぐ
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言の葉の 時空を超えた 優しさは 八風はっぷうに乗り 伝はりてゆく
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息子より 癒やし珍客 送られし 地蔵置物 空に半月
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戦争の 傷跡未だ 消えぬ地で 暮らす人々 涙をこら
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とりどりに 暮らし広がる 神無月 応援歌のごと 秋の虫鳴く
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雲間から 明るい月が 顔出せば 人も自然の 一部と思う
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深鍋で 煮込む根菜 味染みて 食べて備える 冬の寒さに
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道の辺みちのべに 凛と咲く花 見て思ふ 人の心は 移ろいやすし
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川岸に 降り立つ野鳥 入れ替わり 季節先取る 人より早く
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大好きな マンゴーの時期 終われども 意外にイケる 缶詰マンゴー
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意のままに 言葉連ねる うたかたに 日々の思いを 収めるように
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