Utakata
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らいおん
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郭公の声で目覚めし傍らに友の寝息して旅の夜明け/小さな旅
16
「疲れたろう」熊捕獲され 麻酔銃撃ちし獣医の呟き漏れぬ
20
濃緑の懐へ列車潜りゆき 揺られゆく人の
吐息
(
いき
)
も染まりぬ
10
渦巻く雨の去りて
朝
(
あした
)
濁る溜まりに
蛙
(
かはづ
)
一疋空仰ぐ
12
傘差しかけ二人見守る早苗田に
小
(
ち
)
さく大きく雨の足跡
14
畦道で群れる児らよ 早苗揺らして弾ける笑い 君らの未来へ
16
柿の葉の色濃く繁り
花実
(
はなみ
)
落つ ぽとりぽとりと実らぬ想い
20
トンネルの真ん中時空ズレる夜 ハンドル切って翔び出す天空
13
夫
(
つま
)
と 子と友に恵まれ なお胸に風の吹く夜ありて浅まし
23
水張田
(
みはりだ
)
に早苗揃いて景色調う 稔りの
季節
(
とき
)
へいざ出立/修正ごめんなさい🙏
15
夏へ奔る陽を背に受けて 覗き込む波の揺らぎにこのまま深きへ
12
ザワザワと
竹叢
(
たかむら
)
騒ぎ鳥が追う 惑う想いは
空
(
くう
)
に逃れん
14
鷺一羽ひゅっと首伸ばし 赤き目で緩き大気の
襞
(
ひだ
)
を裂きたり
15
母の下駄抱きしめ歩む田舎道 色もセピアな遠き母の日
21
詠み人の想いに触れし夕まぐれ 今宵君の涙に寄り添わん
13
朝の
床
(
とこ
)
ギュンと伸びする猫のごと からだチェック老いのルーティン
14
久方ぶり並んだ息子
等
(
ら
)
青年の顔捨てそれぞれの
歳月
(
とき
)
を纏う
19
宵闇に誘われ出でし
浮き魂
(
うきたま
)
の 薔薇に囚われ明けて戻らぬ
12
昼下り
舫
(
もや
)
う小船の船腹に
魚
(
うお
)
か
陽影
(
ひかげ
)
かチラつく溜まり
18
ひと搔きに揺れふた搔きに流されて 海月のごとく芯なき我が身よ
16
手入
(
てい
)
らずの茶畑に新芽伸びやか 陽も雨もなべて降りそそぐなり
19
君の声のまれなる響き 街なかのざわめきの中 私の耳は染まる
15
桜色の蕎麦啜りおり
季節
(
とき
)
過ぎにしも花びら含むよな香り満つ
17
朝露に濡るるビオラの花殻を 摘み尽くしては花の終わりを
16
おめでとうと薔薇の花籠届けられ 約束さるる一年の幸/変更歌 虎杖麿様拙い我歌も倒置試み🙏
13
薔薇詩ふ拓次に酔ひて瞼裏の 薔薇追ふ微睡み薔薇の季節に
14
ポコポコと
翠濃緑
(
みどりこみどり
)
かさねつつ季節を歩む裏の里山
22
水に火に追われし人の今朝の顔 覆う手に既に苦は刻まれし
14
朝な夕な合わす掌の先
父母坐
(
ちちははおわ
)
し 憂きことまるごと預けたり
17
海峡を翔んで行くらし推し活の
魂
(
たま
)
「韃靼海峡渡るてふてふ」のごと/BTS公演
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