Utakata
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謝って許されるとは思うなよ頭を左右に激しく振った
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君の目をふとしたときに思い出す余計なことだけ話してごめんね
3
家が近づくと途端に腹が痛む親を見つけた子のような腹
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優先席付近のドアは避けているあなたが僕の中で生きている
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あと一日眠りこければ何もかもすっきりすると分かりつつ外
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光る板見つめてみなさん俯いて一生懸命何を見てるの
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信じられないくらい金を使ってるノート一冊千二百円
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信じるか?外が入ってくるんだよ頭の中に、外が、入って。
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頭の中に外が入ってくるんだよ 二日ぽっちじゃ抜けないんだよ
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ベッドから出たとき既に18時 これが幸せでなくてなんだよ
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正直です(※ただし限りはありますよ)誠実です(※都合の良いとき)
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こんりんざい顔も見たくない人間と働く 金平糖かみくだく
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ひたすらに他人に乗っかるだけの人 良いものくらい自分で決めなよ
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食いしばる歯茎から血が湧き出てる海になろうか花になろうか
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抱きしめてほしいと願う抱きしめてもらえる目処は立ちそうにない
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砂漠など陳腐な比喩だ鮮やかな極彩色の中でうずくまる
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頑張ってるよ強くなるよと声に出す偉かったねといつか言ってね
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目をとじて風が吹くのをやり過ごす自分で自分の肩をかき抱く
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めちゃくちゃに叫んで街を歩きたい理性があるのでそれはしないが
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さびしくてたまらずベッドに身を起こす こんな夜があといくつあるのか
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自分だけのために生きるなら覚醒剤打っときゃ良いじゃんそれはそうです
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もう良いかなあって六千円の本を買う実は何にも良くはないです
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だんだんと眠りに落ちていきますね自意識過剰に笑いながらね
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ぼくが持つ免許は運転免許だけ来年ひとつ増やす予定だ
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八日間つづいた憂い暖房を入れると消えるそんな程度の
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言葉より触れ合い求める人うたうスピッツの歌を思う季節だ
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意味もなく戦いを起こす人がいる場所に行かねばならぬ不思議よ
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触れられないものに焦がれる夜もあるいろんな夜がこの世にはある
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甘やかな香りのする枕カバーこれも幸せだとひとりごつ
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渾身の力で今日を生き延びる君には何でもないことだろう
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