Utakata
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月曜の朝にあなたが夢に出て謝りたくても謝れないよ
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海の見える街に引っ越ししたくなる人を愛することもできるし
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窓を過ぎるすべてが羨ましく見えるたとえばベランダの洗濯物とか
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眠りさえすれば全てがうまくいく標語のように唱えて眠る
6
ただ一人助けてくれる人がいて蔑ろにして言い訳できない
5
親からも見知らぬ人にもかけられる呪い自分が自分を呪う呪い
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わたし何もできないんです ただ日々をうまく終わらせるのに精一杯で
5
生きていく一人きりのままだとしても世界に見捨てられたとしても
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おれ一生こんなことで悩み続けるのって思う夜だ便座だけが優しい
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誰ひとりお前に興味なんてない わざわざ伝える興味があるね
2
からだじゅうくまなく穴が空いてゆくパンチで空ける何気ない穴
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どれもみな「そうなんだね」で諦めて体にどんどん穴が空いてく
1
我慢する代金が給料ってワケ 勉強なんてしなくていいよ
1
年下の意地悪に心痛めてかつての自分が吐いた唾だね
2
幽霊って普通に人間のことだよ非科学的な存在じゃない
1
苦しみの星の元に生まれてしまい怒りを込めて天を見上げる
2
しあわせをすかさず撃ってくる世界アルミホイルを頭に巻くか
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片付いた部屋が自分を急かすんだちゃんと生きろと責めて来るんだ
7
生きていくなぜなら生きると決めたから風呂にも入る仕事にもいく
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苦労してたどり着いたら崖にいて 小屋でも建てて住むしかないな
2
うつむいて歩く人の群れ夜空には星が光って一緒に見ようよ
6
暴力的じゃないと自分を思ってる人が狂気を出す時の怖さ
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「この人はいじめを見て見ぬふりをする」言葉の使い方で切り捨てる
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あなたの目は灰色がかってるんですね初めて見抜くあなたの目玉
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言わなくていいことばかりを言ってしまう 言わなくていいことは楽だし
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全て済み落ち着けばすでに十一時 茫然として空を見つめる
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言葉じゃなく文字でもなくて何なのか分からん 息が白い 寒いね
1
小夜更けて魚のように跳ねている心臓 いつか、死ぬ。必ず。
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入るしかない生き延びるしかない草刈り鎌片手に飛び込む未知のジャングル
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いくらでも毛が落ちているその他にハンガーもいくらでも落ちている
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