マンモス
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懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独

二十分休み一緒に遊ぶらし憧れていた先生当たる
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礼を云うために日の出と待つてゐる専務手づから摘んだ苺の
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早起きし破れたポッケまつり縫いけふの倖せこぼさぬやうに
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夕暮れの菜の花畑とびこんでかけてく君を見失いさう
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コラボした寿司屋ののぼり棚引けば大型連休近づいており
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持ち歩く本の重さが日々増える一つづつしか読めやしないのに
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数字だけみればやせてる戯れに写真撮られてこんなにもでぶ
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倉庫でてフォークリフトの首のばすキリン見立てるはるかぜの中
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結社入り解像度増す花や木々名前を知らず止まる演算
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またけふも片腕とれたポケモンが父の帰宅を黙して迎へ
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平和公園今年の桜咲きにけり網膜剥離を経た眼にも
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無造作に苺たくさんもらう朝この柄のところ果柄かへいと云うらし
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矢も楯もたまらず振り込む三千円岬へ向かふ切符をもとめ
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喜怒哀楽立ち止まらないこの時をチクタク刻む言葉の針で
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新学期子どもが帰る前にもう情報巡るママ友ライン
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アメリカは欲しくなくても買えと云う売れない理由より不均衡
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満開の入学式よ今年からクラス替えない新一年生
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月々の千五百円を絞り出し短歌結社に入るを決めり
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子は酒を「のまない」と云うまぁいずれ苦味を知っての人生だから
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なぜおれに「いいね!」がつかぬ「表現者の利己主義」といふ言葉がうかぶ
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「自尊心」「傍観者の利己主義」ストンと落ちた高一国語/芥川龍之介『鼻』
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訪日のためのメニューが国民に示す万博「まずしい国」と
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名より実とって㈲の字とり個人適格でない請求書くる
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よい歌はさびしい人の代弁者ホストが歌うかなしみの夜/『ホスト万葉集』
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3Dパズルと思い隙間なく積み込む業務用エレベーター
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どーでもいい話のディテール細かすぎ大事な話はいつも駆け足
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風の中ヒラヒラと舞う言の葉の蝶をつかまえ模写して放つ
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なんとなく避けつづけてた俵万智メジャーの凄さ思い知る春
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また今日も冒険できず定食の二番を頼む。できて日替わり
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片言のぶっきらぼうな接客と半チャーハンが大盛の店
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