Utakata
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マンモス
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歌づくり己ひとりと向き合へば死ぬるもひとり日はまた昇る
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客だけど同志のような人だった 辞めてく君と最後の仕事
10
保育料値上げを受けて会議をしパピコを割って
金打
(
きんちょう
)
とする
3
「夏休み楽しかった」と感傷に浸る間もなく朝は過ぎ去り
8
陽水のハミング聴けば夏模様誰の憧れ彷徨う葉月
6
動画からジャズなど選び酒を呑む 秋の夜長の予行練習
6
深刻に受け止めようが茶化そうが値上げは値上げ踊らにゃ損々
5
子のためと回転寿司へくり出してガリと安めの皿を少々
10
小屋裏のプール片せば「サヨナラ」と
蟋蟀
(
コオロギ
)
一匹跳ね去る夏と
6
窓が開きゴーヤー白茄子届けられ田舎で暮らす塀のない家
7
クワガタの食事覗くとオスは逃げメスはドシンと微動だにせず
5
窓際で夏の終わりの風を呼び胡坐に乗せて子の爪を切り
8
玄関で妻子の帰り待つ夕べ エアコンよりも心地よき風
9
通知表保護者コメント書き終えて徐々に促す二学期準備
12
自販機でピーチネクター買ったけど昔はもっとドロッとしてた
7
こんな日にもしもギターが弾けたならあの転調を掻き鳴らしたい
7
あからさま米とロシアの権力者 罪を揉み消し人を消し去り
7
明け方はクワガタムシに気を使い電気つけずにトイレに向かい
14
これからは海産物を食べる時トリチウム入り覚悟する業
1
親だって弱音吐きたい時もある やる気スイッチ連打してくれ
12
ラジオから「越えていけそこ」『人生を語らず』歌う四十の拓郎
3
そういえば妻子がいたと思い出し不倫未遂で終わる夢みる
3
立秋のまだ薄暗き夜明け前 暦通りの風になりつつ
11
信頼は一つのミスで露と消え百引く一が
零
(
ゼロ
)
になるかも
8
赤蜻蛉古刹夕暮れ秋近し祖父母送って仕事に戻り
6
実感と乖離している高成長 追いつけなくて安物を買う
9
餌箱の干し草よりも自生する野草を好むキリン目の前
8
カンガルー・コアラ・クォッカ埼玉の自然公園オーストラリア
5
苔
(
こけ
)
生
(
む
)
した等身大の恐竜の足元並ぶ山深き園
2
ひょっこりと巣から顔出しペンギンがヨチヨチ歩き水面に消える
5
土砂降りの高速道路を抜けた先 伽藍洞の駐車場と晴れ
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