Utakata
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きせむ
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平成一桁生まれです。
令和7年9月3日事始
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青嵐
(
あおあらし
)
連れて来たるは あの人の
莨
(
たばこ
)
の香りと 新しき情
6
天に向け
気霜
(
きじも
)
を吹きて 時節知る 日射しが白を そっと消したる
6
研ぎ洗い
爨
(
かし
)
ぎて
装
(
よそ
)
う
掌
(
たなごころ
)
握らず結ぶ 丸に三角 /おむすびの詩
8
雨粒の 一つも君に 触れさせぬ 傘を傾け 慕情に濡れる
9
君を
娶
(
めと
)
り 十年が経ち 君想う 心変らぬ
弥終
(
いやはて
)
の恋
9
石清水
(
いわしみず
)
指を濡らして 涼を取る
深山
(
みやま
)
の葉擦れ
寒蟬
(
ひぐらし
)
が鳴く
18
都蒸す
木履
(
ぽっくり
)
叩く 石畳 カランコロンと 音色涼しき
9
ざあざあ ぴちゃぴちゃ ぽつぽつと 奏でを指揮す 朧月かな
5
久々に
慄
(
おのの
)
く程の 入道に
炎
(
も
)
ゆる日近し 青天井
10
若き日の 意味なき自負が 今あれば 寄る年波に 勝てる気がする
12
校庭の かつての象徴 金次郎 野暮な現代 尊徳もなし
11
満ち足りる 皆はそれを 望むけど 少し足らぬが 幸せかもな
6
夜五つに 打上花火 君照らす 五本の指の どれか当たれば
3
冥王が 太陽系から 去りし時 勢いありし 日出づる国
5
秋黴雨
(
あきついり
)
軒下二人 笑み会釈 出逢いはかくも
卒爾
(
そつじ
)
なりけり
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