きせむ
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平成一桁生まれです。

令和7年9月3日事始

今川焼き 毎度の如く カスタード  時が流れて 粒餡となる
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挨拶を 無言で返す 汝(なんじ)らの  口か耳かを 焚(や)いてやろうか /毒詩
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山粧(よそお)う 色付く葉より 錦馬(にしきうま)の  声を狩りたき 都は近し
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月を食(は)む 地球の影は 恋のよう  心を食(は)んで 盲目にする
8
織彦の 逢瀬(おうせ)に想い 重ねては  指輪の箱と 天の川見る
7
琺瑯(ほうろう)の トレイに並べし  活(いき)青串魚(さんま)()  新橋色(しんばしいろ)の 鱗麗(うるわ)し
8
鮮やかに 川面に浮かぶ 花緑青(はなろくしょう)  追河(おいかわ)たちが 玉の如くに
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らしさとは 偏見に過ぎぬ 言葉なり  己を究(きわ)め らしさを捨つる
9
手を翳(かざ)し 透けぬ血潮に 吾(われ)思う  厚くなったは 面の皮のみに非(あら)ずと
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東雲(しののめ)に 黒く集(つど)いし 汝等(いましら)に  足一つ多ければ 吾(わ)は磐余彦(いわれびこ)
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負けて勝つ 負けは負けだと 思ってた  背負(せお)うものでき 勝つの意を知る
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色和紙と 火玉と火花 硫黄の香(か)  幼き夏を 連れて来る
6
好奇心 赴くままと 思えども  君には幾度 だめと言ったか
6
過ぎたれば 悲しきことも 苦しみも  想い出となる 人の勇(つよ)さよ
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隙あらば 友の一線 越えたしと  吾(われ)が心に 好き這入(はい)り込む
6
輝ける 暁夕(ぎょうせき)金星 昼紅鏡(こうきょう)  夜青月(せいげつ) 君何時(なんどき)も
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煌々(きらきら)と 翠葉(すいよう)照るる 白昼に  光合成する 我が身かな
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青嵐(あおあらし) 連れて来たるは あの人の  莨(たばこ)の香りと 新しき情
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天に向け 気霜(きじも)を吹きて 時節知る  日射しが白を そっと消したる
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研ぎ洗い 爨(かし)ぎて装(よそ)う 掌(たなごころ) 握らず結ぶ 丸に三角 /おむすびの詩
8
雨粒の 一つも君に 触れさせぬ  傘を傾け 慕情に濡れる
9
君を娶(めと)り 十年が経ち 君想う  心変らぬ 弥終(いやはて)の恋 
8
石清水(いわしみず) 指を濡らして 涼を取る  深山(みやま)の葉擦れ 寒蟬(ひぐらし)が鳴く
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都蒸す 木履(ぽっくり)叩く 石畳  カランコロンと 音色涼しき
8
ざあざあ ぴちゃぴちゃ ぽつぽつと  奏でを指揮す 朧月かな
5
久々に 慄(おのの)く程の 入道に  炎(も)ゆる日近し 青天井
9
若き日の 意味なき自負が 今あれば  寄る年波に 勝てる気がする
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校庭の かつての象徴 金次郎  野暮な現代 尊徳もなし
11
満ち足りる 皆はそれを 望むけど  少し足らぬが 幸せかもな
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夜五つに 打上花火 君照らす  五本の指の どれか当たれば
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