Utakata
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落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて
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人はそれ 困った時は 頼るべし 困らぬ時は 助けるように
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利用され おだてられても よしとする 孤独に疲れ 温もり欲しさ
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向こうでは 激しき怒り 孫の声 ズームで知れる 娘の苦労
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優しさも 憐みさえも 消え失せて 殺伐とした 荒野に一人
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我が命 愛を求めて 三千里 愛という名の 欲望ばかり
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パソコンの 白い画面に 黒い点 見つけた朝は いつもと同じ
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点数を つければいくつ 我が命 進歩あるのか 退歩あるのか
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午前四時 そこはかとなく 一日が そこはかとなく 始まり終わる
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地上には 幸せあらず 悲しみに 暮れた涙は 人を清めん
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豊かなる 人を招かず 貧しくて 不幸な人に 天は開かる
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隣人を 助ける以外 天国に 入る道なし 穢れたままで
0
倫理的 追いつめられた 人間は なにをするやら わからぬ暴挙
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倫理的 地平線まで 行きつけば くたびれ果てて 蒸発すべし
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ただ単に 言われた通り やればよい それができない 曲がった自分
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憐みに 深く頼れば 頼るだけ 人に優しく 忍耐強く
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意思ばかり 空想ばかり 昂揚し ただただ後は ご随意のままに
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正直に 言えば言うだけ 損をして 生きれば深く 傷つくばかり
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権力も 富も名誉も 身に帯びず 心と体 意思があるだけ
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愛情が 跳ね返される 現実に 逃避するよな 逃げたくなるさ
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土を手に 触れてみる時 温もりが 感じられれば もうすぐ終わり
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可能性 閉じるは己 己のみ 勝手知ったる 己の仕業
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広大な 大海原を 前にして おはじき弾く 度量のなさよ
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弱きもの 砕け散ったる お茶碗を 後生に守る 次に行くべし
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一輪の 花をもらいて 舞い上がり 手を差し伸べて 利用されたし
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老いぼれた 犬はとぼとぼ 歩くのみ 死に場所求め 今日も空見る
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目に入れた 器具が浮かびて 見える時 死神笑う 人の逝く道
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また消えた 一つの泡が 弾ければ 七色の虹 溶けて過ぎ行く
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うたかたの 恋は幻 消えゆけど ちぎれちぎれに 茜雲かな
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目に見えぬ 女にもてぬ 虫や鳥 泣いているから 男の涙
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幻想に 命委ねて 三千里 痩せこけて今 老犬一人
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