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落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて
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雨粒が かすかに頬を 濡らす時 やっと春だね 久し振りだね
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春雨じゃ 濡れていこうと 出かけたが 我に返って 帰ってきたよ
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今朝は雨 季節が進む 着実に 地軸のずれは 本当だった
6
また一人 地獄へ向かう 舟に乗り 船頭歌う 鼻歌を聴く
6
行く道は 様々なれど 行き先は 低き大海 高き頂き
3
自らの 足を止めて 振り向いて 高みを目指せ 風に逆らい
5
低き方 流れるままに 身を委ね この世を過ごし 天を仰がん
4
この世では 水は低きに 集まりて 大海となり 静かに淀む
3
低き方 流れるままに 行く水を 愚かと思う 人に譬えん
2
谷底の 石を拾いて 石垣を 作る職人 無き事もなし
3
谷底に 石が溜まった 場所があり 転がる石の 安住の場所
4
坂道を 転がる石は 自分では 止まることなど できない定め
5
愛という この感情が 難しい 欲は簡単 阿保でもできる
3
働けど 若者たちに 総スカン これが現実 えらい隔たり
3
天にまだ 空席一つ あるならば 君が座れよ 僕の代わりに
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愚かでも 小さき花が 咲くように 憐れみの雨 豊かに注げ
8
善良な 人が三人 集まれば 穢れたものは 入って行けず
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怖い人 煩い人が 倒れれば 大喜びの ひそひそ話
4
年頃の 女子にたまたま 暗い部屋 怖い目をして 怪しまれてる
3
子供から 抱きつかれれば こりゃまずい 世間様から 怪しまれてる
4
道路端 格子を外し 手を入れて 水を掬いて 怪しまれてる
3
側溝の 水を掬いて 空き容器 いっぱいにして 苗木に注ぐ
8
人間を よくよく見れば 醜くて 美しいもの 不可解奇抜
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これは趣味 これは芸術 面白き 家庭菜園 一人の時間
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好きなよう 思う存分 畑にて 棒を立てたり 畝を切ったり
6
寒くても 散歩をすれば この季節 奇跡のような 復活の春
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雪なんぞ 子供だましの 演出が やけに洒落てる 今年の弥生
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富士山が さらに上塗り 雪化粧 梅が咲いてる 色合いもよし
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一か八 ノーマルタイヤで 行きますか 弥生の雪に 負けてたまるか
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あの頃は よかったよなあ 班田を 収受できたり 開墾したり
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