落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて

明日も又 仕事に出かけ 近いうち クビになるかと 恐れ怖れて
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老人の 長い眉毛が 気になりて 切らせてくれと せがむ人あり
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黒い手に 浮いた血管 プニュプニュと 思い押さえる 人もまたあり
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クーラーも なしで過ごせる 今晩は 他人に気にせず ぐっすり眠ろ
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八月か いつの間にやら 夏も過ぎ 秋が訪れ 年も暮れ行く
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いつの日か 望みのままに 花開き 実をつける時 何をか言わん
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トラブルに 見舞われついで 悪運を 呪ってみても 影響はなし
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二期作を 始めようかと 思ったら ピーク過ぎたる 夏もほどほど
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膿むたびに 傷を洗いて ガーゼつけ 痛くなったら 医者に診せよと
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毛躓き 顔をぶつけて 手を痛め 泣きじゃくる 童がありて
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自分など 取るに足らない 存在と 神の子供が 思ってならぬ
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弱い者 小さき者の 盾となり 守りとなりて この身を捧げ
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清らな 小さき花も 無残にも 踏み躙られて 助けもなくて
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地上には 百鬼夜行 うろつきて 餌食を求め 吠え捲る様
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争いを 好まぬ人は 挑発を 笑って済ます 鉄の心臓
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天に神 祈りを聞きて この我に 天使を送り 護りたまえや
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怒らねば 調子に乗りて 迫害を 始める輩 数多くあり
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弱い者 虐める輩 数多く 多勢に無勢 口を閉ざせば
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口答え しないと今や ボコボコに される世間は 地獄の盛り
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きちがいと 呼ばれてぐっと 息絶えて 平和のために 怒りを押さえ
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忘却の 幕が毎日 降りてゆく 人生さえも 一晩の夢
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自分には 他人の心は わからない そっと触れ合い 微笑み返し
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栄光を 求めて人は 四苦八苦 心はいつも 空っぽのまま
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天国は どんな所か 知らないが 愛がなければ どこもおんなじ
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下を向き 這いつくばって 草むしり 空を仰げば 天の装い
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飛ぶように 過ぎる時間に 歯止めなく 呆然として 夕日を仰ぐ
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ニコニコと しているうちに 今日は過ぎ 明日はいない そういうことよ
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他人のこと かまってられん 其々が 自分自身の 責任とって
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人生に 答えがないと いう割に わかった風な 手応え感じ
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人生を 未だ語らず 拓郎に いつ語るんや もうじき終わる
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