落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて

台風の 近づく音に 聞くために 窓を開ければ 蛙の宴
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訓練と 知れば全てが 合点ゆく 天まで続く この道細く
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ご先祖は 鋳銭司村の 出身と 知ってわざわざ 訪ねて行った
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耳鳴りと 首肩こりと 緑内障 副鼻腔炎 関係いかに
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六月に なった途端に 台風の ニュース賑わう お昼のテレビ
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懸命に 吠える犬には 冷静に 感謝を述べて やり過ごすのみ
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軽蔑と 怒りをもって きっぱりと 嘘を拒んで 気味悪がられ
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他人は他人 自分は自分 価値観も 生き方さえも 違って見える
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いろいろと 想像したり してるうち ホントにそうと 思い込むから
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背を丸め 頭を前に 突き出して 歩く爺の 姿は我が身
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窓際に 頭を向けて 目覚めれば 玉ねぎ揺れる 青空の中
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人間は 哀れなもんだ 意味もなく 承認欲求 強すぎるから
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あちこちに 投稿すれば なんとなく 注目浴びる 奇跡を信じ
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ケロケロと 蛙の声も 当たり前 慣れてしまえば ただの雑音
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夕焼けに シャッター切れば 鱗雲 五月の空は 燃える闘魂
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キリストが 十字架背負い 身代わりに 死んでくれたと 信じて生きよ
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栄光を どこに求めて みようとも 地には死があり 天に罪あり
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目がかすみ よくならなけりゃ もう終わり 恐怖のうちに 今日は見えます
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偉い人 目の前にいて 席譲る 後姿は 栄光の騎士
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若者の 幸せ話 聴いていて 何とも言えぬ 罪の深さよ
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一週が あっという間に 過ぎる頃 一生なんて 似たようなもの
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いざこざを 起こす人あり されどまた 消す人もいて だらだら続く
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カーテンの 隙間を通る 風涼し 蛙の歌も 心地よき夜
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長いこと 畑に座り 植え付けを しているうちに 尻に根が生え
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大根も 石にぶつかり 曲がりくね 見事な形 食う気もしない
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枯れたかな スコップ持ちて 掘り返す 芋がゴロゴロ 小さいけれど
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妄想は 天駆ける程 優雅でも この現実は さも味気なし
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職場でも 便所掃除を 指導され 老いてゆくほど 頭は垂れる
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2年前 辞めた会社の 同僚が 電話をくれた どういうこっちゃ
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ダイソーに ホルムズ海峡 気合なし 値上げするなよ 百円ショップ
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