Utakata
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松本直哉
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なつかしき木かげつくりしけやきの木重機の牙にひきさかれつつ
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はらはらと帯解くごとく梨の皮剥かれて白きはだへの見ゆる
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青空のかけらあつめてきしごとく青き花咲く花野の夕べ
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うつせみの人目をしげみ地下鉄のふた駅さきにまちあはす夜
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炎帝も颱風も去り秋高し白薔薇ひとつ咲きのこる庭
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雨音のとだえし夜半の闇の奥虫の音きけば秋ふかまりぬ
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惨憺と臓腑あらはに折れにけり野分すぎにしのちの松の木
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単線の終点に立つ秋の暮れ来世は鹿に生まれかはらむ
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オリーブのあぶらのやうなかなしみに茄子をひたせばにほひ立つ紺
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月かげの白く照らせる頬杖の雲のはたての人を恋ひつつ
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しんしんと屋根ふむおとにめざめけりあさいちばんの瓦屋さんの
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オムライス素麺そばのヘビロテの夏もをはりぬ主夫のあけくれ
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法師蟬きれぎれになくひるさがり墜死の友にあふゆめをみし
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