Utakata
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まちこ
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保健所で殺処分待ちだった野良
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飴 チョコ 母がくれた一粒は神さまが宿る米も敵わない
1
「勇気を振り絞って……」なんて言うけどそんなの歯磨き粉が限界
1
貴方をセリヌンティウスに見立てて私は
席を立ちそれっきり
(
「あまり会えなくなるの」
)
0
個人主義を歌っている「類似の」と一絡げにされたアーティスト
0
長生きはしたくないけど来年のカレンダーの柄は選ばせて
1
仲直りのおまじない 猫の背に向けて「サッキワゴメン」と唱える
1
温かい我が家も手洗いうがいを済ませるまでは敷居が高い
1
母の文字通りの猫なで声 かつての私にも向けられた声
1
寝支度もそこそこに沈む君の眼鏡をそっと引き抜く花金
3
イルミネーションにはしゃぎきれない私が一番無駄な存在だ
3
木の葉の今際の際を背景に笑顔を浮かべた写真の寿命
3
出土した卒業写真を燃やして初めて歌えそうだ『卒業』
4
「……ん?」『ん?』「ん?
んーん
(
いいや
)
」『
んー
(
そう
)
』 僕らの仲は会話と言うよりモールス信号
5
思ってた
商品
(
もの
)
と違うが外箱は猫が気に入っているので良し
5
粧いは自分の為にするのだと気づけるまでの時間を返せ
2
イヤホンを忘れた帰路は静かで煩い 肩落とし上がる
足音
(
テンポ
)
5
主よ、私はまた洗濯機不可のワンピースを買ってしまいました
4
君と見たい月は満月だけじゃない やたら暦に詳しくなる
2
何処の馬の骨の者か知らぬが
(
品種不明・年齢不詳・オス
)
ひもとひなたぼっこがお気に入り
1
温かいもの食べるのは人間のみ 寄せ鍋も叡智の結晶
1
ストーブを点けた途端に寝転がる
猫
(
きみ
)
は誰より
家
(
うち
)
を知ってる
2
猫
(
おまえ
)
がいなくなってから を想像する私なりの予防接種
1
「大丈夫!」ケータイの充電残量表示程度の信憑性
1
「お迎え」を願ってるうちは迎え入れられていない死ぬということ
0
あなたが嫌いです 優しくできない自分を思い知らされるから
2
ヘソ天で寝る猫 あのサビが重なる あれは確か、らいおんハート
2
配信ランキングに挙がらない曲が私の
人生
(
ライブ
)
セットリスト
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百日後は聖夜・正月の先に わたし変われるかなあワニくん
1
百日前は五輪に沸いた筈だった またもや過去に気づかされ
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昨日まではショートヘアに憧れて 今日は胸下ロングを目指す
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