Utakata
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猿もすなる短歌というものを詠みたいとて詠むとす。
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省みる港の水面秋深し鰯の大群旅立つ君よ
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金木犀香り高きは幻の公園の日々君といた秋
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夢の果てコンクリートは何処までも揺らめく蜻蛉貴方を見つけた
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ひび割れた赤色ブーツ爪の先去りゆく貴方は寂し秋風
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あさぼらけ曙いないよ土俵際令和の秋は土踏まずかな
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夕焼けの遥かな水面うつくしき空蝉の世は枯れ木に負ケズ
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眠りこけ鼻から白むうたかたのサフランの華笑いわずらふ
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晴れわたり夢は何処まで蛙見る蝉時雨のけふ朝ぼらけかな
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かたわれの卵は無いよ君の口紅花ついてなお色気かな
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老いてみる背中の辺りほととぎす桜の並木に貴方を想ふ
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