Utakata
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misty
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猿もすなる短歌というものを詠みたいとて詠むとす。
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寒暖差、君との距離はアンダンテ。落ち葉を踏みしめ柔らかく舞う。
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在りし日の君との想い出、公園前。イチョウのように優しく清く。
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秋だ!子らが叫んで落ち葉燃ゆ。焦げ茶のジャケット、どこ仕舞ったかなあ。
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道の上ツクツクボウシ転がって、嵐のような八月終わる
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在りし日の祖父母の家は和風です。夜の縁側、晩夏を過ごした。
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風呂桶の真ん中空いて吹きすさぶ秋の夜風を涼しく思う
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二十六話の秋の日の文化祭涙が出たよGod knows...
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栗ぼっちどんぐり集め秋香るクリスマスには貴女と一緒
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読書だねそう言う君は綺麗だね紅いリップで秋だと気付いた
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待ち時間苦痛はあれど胃薬を飲めば秋風そよぐ夜かな
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松茸
(
ま
)
や
蜜柑
(
み
)
の味を
夢想
(
む
)
する
メール
(
め
)
の中で
もぐもぐ
(
も
)
絵文字
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カンニング仮眠をとったら即終了松茸の字に腹すかしつつ
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牡蠣醤油天ぷらの上ふりそそぐ白い食卓ハレ晴レユカイ
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紅葉落つゴリラのバナナ横取るよ動物園で戦争戦争
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サリンジャー長ったらしい会話劇秋晴れの日の読書中毒
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あぢけなし秋刀魚の匂い僕は無理食卓飾る栗の花かな
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日本史は苦手だったよ松尾芭蕉蜻蛉連れ出し集団授業
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省みる港の水面秋深し鰯の大群旅立つ君よ
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金木犀香り高きは幻の公園の日々君といた秋
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夢の果てコンクリートは何処までも揺らめく蜻蛉貴方を見つけた
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ひび割れた赤色ブーツ爪の先去りゆく貴方は寂し秋風
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あさぼらけ曙いないよ土俵際令和の秋は土踏まずかな
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夕焼けの遥かな水面うつくしき空蝉の世は枯れ木に負ケズ
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眠りこけ鼻から白むうたかたのサフランの華笑いわずらふ
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晴れわたり夢は何処まで蛙見る蝉時雨のけふ朝ぼらけかな
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かたわれの卵は無いよ君の口紅花ついてなお色気かな
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老いてみる背中の辺りほととぎす桜の並木に貴方を想ふ
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