voyage
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猿もすなる短歌というものを詠みたいとて詠むとす。

村上の『海辺のカフカ』読み返す。我も高知に行かんと欲す。
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黄昏の光を窓から眺めるよ。外は夕焼け、僕は孤独。
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生活が荒廃すのを眺めては、君と居た日々想うばかり。
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「かきつばた」意味が分からず辞書を引く。ggrksとはよく言うものだ。
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心斎橋、夏の熱気がふと眩む。シャッター閉まり夜はついえる。
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紫のボブヘアーの娘目立ちつつ。僕は密かにあくびを殺す。
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大阪の街を歩いて迷い込む。背高のっぽのビルを羨む。
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ホテルから煙草の匂い漂わす。人生ここにも深く宿る。
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大阪の夏は暑いよ。甲子園、球児たちの誇りに涙す。
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商いの賑わう街を徘徊す。商店街がえんえんつづく。
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夢淡くはるかな君の過去想う。橋の向こうでさよなら言った。
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サイレントヘッドフォンから「こんばんは」鍵盤たたく、独身アパート
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ブラームス第1番のレコードは祖父から父へ僕へと伝う
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夜の森、小人たちの謳う声。黒い怪物が、うふふと笑う
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「スプリング・オブ・ライフ」ふと口ずさむ少女たちは季節を過ぎゆく
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情熱が私の胸を掻きむしる。薔薇の香りが命を燃やす。
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見上げれば遥かなミライ手のひらに僕の意志は僕だけのモノ
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うつくしい孤独のようにたくましくひかりめざしてけふも生きます
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頭痛薬、効かぬ私の憂鬱よ、君を想えば患い増えて。
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大空にカモメをひとつ描いてみた自由の涙が頬をつたった
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光さえ届かぬ蒼の深海に安らぎ求めクジラのように
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遥かなる空に命を想う君。地の蟻たちはラッパを鳴らし。
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一人部屋、暗室育ちの憂鬱が夕暮れ時を優しく奪う。
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風の中、光の神が泣いている。小鳥たちまで囀り止めて。
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セレナーデ秋の夜長に涙する光り輝く指揮を求めて
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マルクスはお腹を空かせ亡命す。かのヘーゲルを逆立ちさせて。
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革命は前夜に消され意気消沈。僕は怠惰にマルクス齧る。
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革命や木枯らし弾くよピアニスト。ピアノの詩人、月夜に詠う。
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街ははやクリスマスの歌かき鳴らす。僕の心は木枯らしのまま。
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雲かかる月の幻影光ゆく。空から一粒涙流れる。
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