ミツバチ便り
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家族のことをよく詠みます。

物置の隅にぞうさんじょうろあり 幼き息子に抱きしめられる
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IHアイエイチふむ なるほどね 主婦はみな愛と叡智で家族支えて
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近いうち君に粗末に捨てられよう 望むところと虚勢を張って
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祖母が住むホームの天窓見上げたら そうねこんなに冬だったのね
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音楽の教師になれず今はただ焼くか茹でるか卵見つめる
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あなたの字 弘法大師譲りかも誰も読めない母しか読めない
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揺らぎ舞う羽根は命か月の子か産まれ落つ蝶 積もれば雪か
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熱を出しこの子が家にいる今日は我が家が知らぬ家の顔する
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出逢えた日それは記念日私より背が高くなり見上げてもまだ
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溢れ出しあなたが溺れてしまわぬよう両手を胸に母は見守る
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学校の評価を聞くと誠実で 牛肉を切るナイフなような子
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今月の家計簿つけてる最中に ふと思い出す高い小説
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十年の昔に乗った或る遊具 息子の靴はまだ小さくて
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