七咲
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天邪鬼

難しいこと言いたくて、それだけ 中身などない伽藍の洞だ
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浮ついた私を馬鹿にするようにチラリと見えるあなたの指輪
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目を伏せる 平行線の運命に終わりを告げる私の涙
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目をそらすパブサワードに付随した 不安な言葉知らなくていい
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微笑んだ隣のあの子もしかして知らない君を知る人ですか
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剥がれたネイルを眺める昼下がり また不完全になった私
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一番に二人一組になれないで大人になった いつまでも一人
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知らない人になりました 他人です あなたと私はもう出逢わない
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夜に泣く歌くらいしかうたえない 悲しみだけで生きてる、私
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電気消す君の手を取り胸元に 今だけでいいよもっとよく見て
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馬鹿だから知らない君のことで泣く ガラスの靴は私のじゃない
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言い聞かせる「恋じゃないの」違うって 涙を拭う君ではない手
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詠めるのは他人ひとに刺さらぬものばかり 壁打ちをするいつだってひとり
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満員で押し込められた人、頭 タピオカみたい握り潰そう
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はじめまして リボンを解いた制服の下は隠しきれない大人の匂い
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誰よりも認められたい 何者になりたくて足掻く 若者の歌
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「止まないね」肩を並べて縮こまる 傘を隠したもう少し君と
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わからない上書き保存の方法 忘れられないあなたの仕草
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しゃがみこむ 裾から見える足首の細さに少し胸が苦しい
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スプーンで潰したいちご眺めてる もう好きじゃない好きなわけない
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雨の中爆発音がこだまする 助けられないあなたの姿
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間違いを探すふりしたあの頃が正解だっていつわかるのか
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ざんざんと粉々になる 私だけ上手く生きれずブロイラーへと
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好きな色とあなたの色は違うけど好きなあなたを身に纏いたい
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私たち特別だって知っている 季節限定イチゴのケーキ
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いつだってあなたのクマを見ているの 夜更けに響く銃声たち
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季節など知らないあの子に伝えて あなたはいつも真ん中にいた
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有名になりたかったの 私のクを誰も知らずネオンに消える
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運命が私にしねと囁いた 人の残り香煙草の煙
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白魚になりたくてただ揺蕩う 呼吸なんて知らなかった
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