Utakata
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カミハリコ
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「ほら見てよ、うまれてはじめて書いた遺書。とても上手に書けてるでしょう?」
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こんなにも遠くまで来てしまったと彼の香りが薄れて気付く
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死にたいと思う気持ちは嘘じゃない バースデーケーキ頬張りながら
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さよならトランキライザーあしたから夜のにおいを忘れて生きる
1
シーグラス越しの青空 今度こそ夏を終わらせられますように
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くちびるに触れる代わりに煙草の火だけ分け合ってそしてさよなら
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さみしいもかなしいも脱ぎ捨てたひとたちだけが乗る回転木馬
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夜が明けるまえの青さを知るひとと世界の終わりの話がしたい
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ぼくたちはすれ違いつづけるだろう0と1とを掲げたままで
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雨の日は眠れなくなる心臓も排水溝も壊れたままだ
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とおくから音だけ響く花火ごとゼリーにしたい今日の夕焼け
4
継母
(
ままはは
)
も魔女も死なない世界ならガラスの靴は誰でも履ける
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なんとなくはじめた旅をなんとなくやめられないまま最果てに着く
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黄昏にかかとを三度鳴らしても僕にはかえる水槽がない
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あやまちを犯さず挫折もしたことのないひとのいう『普通』がこわい
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「でもさあ」と話しはじめる人の名は覚えなくてもよいこととする
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ぼくを痛め付けるあなたも半分はやさしさでできているのでしょう?
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しあわせになってほしいと振った手は涙をとめる役に立たない
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次はないくせに「またね」を二度も言うあなたの爪に咲く曼珠沙華
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あの夏に後部座席で見た夢のつづきを今も追いかけている
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もう次の場所がないんだ失恋の数だけ増えるピアスホール
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灼き付いてしまうねこんな暑い日は たった一度のくちづけさえも
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ひょろひょろで無口なきみは元人魚 お風呂で船を沈めてあそぶ
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おとうとがいなくなってもなめらかにわたしをお姉ちゃんと呼ぶ母
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あのひとの命日だけは禁煙を破ってもいいことにしている
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「ねえ今日の嘘の深さはどれくらい?」「きみは充分溺れられるよ」
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死にたいと思ったことのないひとが決める僕らのあかるい未来
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『あと2分お待ちください たましいのインストールが未完了です』
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コーヒーの温度は低い方がいい 彼に噛まれたばかりですので
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どうしても不幸ぶりたい日もあって流血しない範囲で深爪
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