Utakata
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カミハリコ
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『君たちはもう生きるな』と言われたら逆に生きたくなるのでしょうね
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これ以上入らないでの目印にあなたの瞳に引く二重線
6
感情が迷宮入りして困るんだ狂ってバイバイ来世に期待
5
おぼえてる?星のかたちをした鍵で消えない闇を閉じ込めたこと
5
お前らはどうせそこから降りては来ない土の味も知らないままで
6
うっかりで死ねる高さのビルの下うっかり生きるわたしがいます
8
別れだけ約束されて歩む道 人魚姫ならよかったのにね
4
未来からきたのでなにもわからないごめんねという顔をしている
6
あの月は神様の覗き穴だって言ったらきみは信じてくれる?
9
運命の外側で踊り続けよう いつかこの星が終わる時まで
2
声だとか残像だとか目を閉じて遮断できないものもあります
9
この恋といつか別れるその日までひとつひとつの夜を重ねる
4
この星でやさしい嘘に包まれて一緒にいこう花いちもんめ
5
歌えなくなったあの日の血の味がいつまでもいつまでも消えない
3
水底に沈めた君が何度も手招きするから夏は嫌いだ
4
約束がこんなに怖くなったのはどう考えてもあなたのせいだ
4
あたたかい羊を数えるつかまえる眠れないまま朝をむかえる
5
傷ついて立ち上がれなくなったって最後に愛で救われたくない
4
チョコレートシロップなしで飲み込んだ薬の苦さを忘れる熱さ
3
きみが書く『脱』っていう字は逃げ出して月へ駆け込む兎みたいだ
26
この夜を溶かしたインク詰め込んで手紙を書くよ彼岸の君へ
5
煙草からゆっくりゆっくり降り積もる傷跡 ばかり増やす約束
4
いつかいつかと繰り返す約束を君は紫煙に紛れ込ませる
2
ひとりでは出来やしないねシガーキス「また今度」って笑ってたのに
0
背に置いたてのひらにさえ気付かないあなたの闇の深さをはかる
6
その舌が頸動脈を辿るのは一体何の予行練習?
5
掴もうとしても指から抜け落ちる風の名前を追いかけている
8
すれ違いざまにあなたの手を取ってきらきら星の音が狂った
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干からびてゆく紫陽花に似た恋もすべては夏に食い尽くされる
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チョコミントアイスは夏の正義だし歯磨き粉とか言ったら殺す
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