Utakata
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コトバワケ
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twitterでは全文カタカナ・歌意解説付きで詠んでます。
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徹夜したところを覗く、窓の外浮かぶ昨日の夜の満月。
1
僕だって立派な人になりたいさ。だけど資質ってものがあるだろ?
1
街を行き交う人々の奇妙さよ 嗚呼、あなたも
笑顔
(
U.M.A
)
ですか。
3
おかしいな、さっき浮かんだ暗い歌、同じのを前に詠んだ気がする。
1
美しい景色を見るとき、この世界に居てもいいのか不安なんです。
3
本当は分かってたんです。自分は、取るに足らない存在だって。
0
子供らの喜び駆ける砂浜を「おとな」を背負えば走れざりけり
2
今日もまた美しいものを創ろうよ 世界がずっと続くと信じて
6
仕事して稼いだ金を独り占め。なってみたいな、独身貴族。
0
増えてゆくコンビニのスプーン眺めつつ己が惰性を恥じてふて寝す。
2
体中、脂肪の鎧を着てるから筋トレになる、と自分を騙す。
0
目も舌も骨も抜かれて、
糞
(
くそ
)
に湧く蛆虫どもはマコトを知らず。
0
人生は食うにあらねど、食ひたきがために寝床を這い上がれけり。
0
パソコンの機械仕掛けが軋む音、季節外れの虫の声かな。
1
日が沈み、心もやけに落ち着いて不安なことも忘れてしまう。
1
甘いもの食べる舌は旨けれど心の中ぞ苦さ激しき
2
見栄を張った漢字ばかりの文章のなれの果てかな、この暗号は。
1
目の前で何が起きても動じない心は、強いか死んでいるかだ。
2
しみづわく みやまのいづみ おとづるれば しかのめをとが やすみをりけり
0
アオウエイ静かに響くアパートの一つの部屋に綴る吾が歌
1
面白き事を探せる日がな日がな探すうちにぞ日は暮れにける
1
後悔は
果
(
はか
)
なきものと知りたれど悔やまずをれぬ、生まれしことを。
1
道のへに足をくじきて呼ばへども助けのあらぬ心のつらさよ
1
間違えてお粥を白米コースで炊き、炊飯器から吹きこぼれけり。
4
何もない道で転んで 何もかもどうでもよくて 立ち上がれない。
1
つぶらな瞳に負けて餌をやる。どちらが手懐けられているのか。
0
窓の外、白く伸びるケーブルを飛行機雲と見間違えたり。
1
ホーホーと明けぬうちから鳴くハトの声を煩い枕をかぶる
3
月々の小遣ひにては買えざらむと指を咥へて眺むる雑誌
2
興味ある洋書で英語を学ばんとするも高くて諦めにけり
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