ゆうぞら    フォロー 18 フォロワー 18 投稿数 127

日本語を専門にしている大学生です。 詳細はツイッターのプロフィールへ。 歌の内容は日々思ふこと。 見聞き触れ心に残ったものたち。

こんなにも想ってゐるのに振り向かぬ貴方が不幸になりますやうに 

夕立にコンクリートと雨かほり色のくすんだ庭の紫陽花 

心臓はあと型真っ赤な楽器が鳴り響く目前の君にばれやしないか 

なんだかね変な気分よわかるでしょ恋がしたいのだって夏だもの 

君笑う向日葵畑で指絡め黒髪ゆるる青空の下 

あゝしまった君との喧嘩「ごめんね」のその四文字があまりに遠い 

透明のグラスでカラカラ音を立て兄と一緒にカラダにピース 

Que será, seráケ セ ラ セ ラ 「なるがままに」と夏色の広い虚空を見つめて思ふ 

はて誰ぞ彼方に立つ人夕暮れ時–黄金の空を「彼時かれどき」と 

真夜中に甘い吐息をただ感じ我が血の味はさぞ甘かろう 

漆黒の君の瞳に映る僕時計の針が大きく音立て 

なんとなく貴方に会えると思ったの普段行かない近所のスーパー 

ミンミンミン六年の眠りいざ目覚め力の限り貴女を求め 

打ち上げて花よひらけとぱっと散り届かぬ想いとしょっぱい綿飴 

純白の百合の花で飾られて死にゆくなんて僕の花嫁 

「もう時間」僕らはこうして別れたんだ互いに笑って「じゃあまたね」って 

天の川漂い流るゝ月姿 大海原の小舟のごとし 

口の中熱と唾液でとろけ出す苦くて甘いチョコレート 

願い込め年に一度の逢瀬には雨よ降るなと天の川ミルキーウェイ 

ラーメンの画像を載せて「スタバなう」そう呟けばバズると思って 

好きだけどあなたといたい日があればひとりでいたいそんな日もある 

図書カード雑に書かれた貴方の名十五年経て私の名前に  

黒猫が横切る時は不幸せ そう聞き僕は並走しました 

貴方には何が見えるの教えてよ十五年が過ぎ子どもじゃないわ 

夜もすがら君の電話の声聞いて眠る私は何者だろう 

「木漏れ日」は日本独自の特別な言葉スペシャルワード木々の間からの光のシャワー 

なんだろう君の前での心の痛み心臓がはあとと呼ばれる所以ゆえん 

赤リップ白いワンピに身を包み夜の梅田へ電車で揺られ 

もうわたしスターバックスの新作が欲しくなくなったの大人になったのね 

梅の実が甘くて優しい香りって知らなかったのあんなに酸っぱいから