川野三郎
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歌人であるよりも、三十一文字の詩人でありたい。風に羽ばたく・鳥にあこがれて。

ふたりして帰るゆうべは どこまでも この道をゆくつもりでいたよ
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すこしづつ身体(からだ)のふるくなってゆくことぞ悲しき 人間の性(さが)
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幸せを見つけてほしい あなたには いつも笑顔のレジのお姉さん
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おしっこをすると下着もしめりつつ 年のせいならしかたもないか
4
扇風機もうかたづけてよいですか。あやしみながら空にたづねる
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燃える火にあちちあっちと目覚めたら 箱のなかでは洒落にならない
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うしみつのタイムラインに賑わった怪しい短歌も消ゆるしののめ
7
労働のあとのつかれの感覚にしみこんでゆく けふの晩酌
7
「石バ・野ダ」大連立で世直しダ。言うだけ言ってあとは知らない
4
夏場には氷(ひ)もて冷やした味噌汁を けさは湯のままありがたく吸ふ
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夏の日になれた肌には はっくしょん けっこう冷えるね摂氏二十度
7
優勝はあなたの笑みよ。それだけでなぐさめられる人もいました
8
はるかにも花火の音の響いては 夏の余韻が遠のいてゆく
7
人の世はなるようにしかならないと わたしはここでふて寝してます
8
背番号(うたかたの)六千と百十一番(kajin/6111) 万葉ぶりの現代短歌ぞ(いいねはもちろんフォローよろしこ)
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うたかたの憂き夜の闇にきになるは 通知はいくつきてるかしらん
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思い出をスマホにぱしゃぱしゃおさめては アプリにあげてまた見る日まで(はいさようなら)
8
理解ある彼くんなんかになるよりも あなたを抱いていたい僕です
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生まれたて三ヶ月めの姪っこの お尻しっかりしててびっくり
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うたかたに垢をひらいてみたところ あっっ見慣れたアイコンのひと
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夜のあけてなほも鳴きをる虫どちよ 鳥っこたちに気をつけなされ
7
このあした風は涼しくなったけど 気はゆるめずに夏さがり待つ
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はしやすめみたいな歌もよいもので なにはともあれ三十一文字(みそひともんじ)
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