刺草キロ
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1972

シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。

亡き祖母に掻いてもらうが楽しみで わざと藪蚊に刺されゆく餓鬼おれ
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三週間休んでいたので心配す 職場のマドンナ薬指にリング(聞いてねぇぞ俺は)
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3涼子 篠原広末・・誰だっけ 思い出せない歳のせいかな
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「5秒前」女房に歌わせてみたけれど 調子外れで思い出せない
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松茸は妻の厳しき管理下に 一口ごとにカウントされて
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清水の舞台からをも飛び降りて 見切り品棚 松茸買ひて
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嫌そうに食べ残したるカメフード お掃除するのは亀父のジョブ
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我与うカメフードには目もくれず 「またこれかよ」とギロ見する亀
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好物の刺身と梨とぶだうには 喉詰まるまで食い付く亀よ
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年寄りは朝が早いと茶化されど 代わりに夜も早く寝るのさ(睡眠時間は変わらず)
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秀吉と淀君ほどの歳の差を 埋めてくれるは権力と金?
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メシ付きの一般オヤジに区分けさる その切なさをわかってくりゃれい
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尊富士 今場所こそは万全か 赤銅色の倍速相撲
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推し力士 遠藤と翠富士 白星損した気分になりぬ
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「ぜひ〜」は社交辞令であろうけど 沈思熟考いかに応えん(諸姉の御助言乞う)
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若い娘に呑みに行こうとLINEせば 「ぜひ〜」と返され 沈思する俺
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吊し上げ問い責める委員らの サディスティックな正義の陶酔
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中国の文革時代の吊し上げ裁判 既視感拭えぬ百条委員会
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昼めしは あの「ケンミンの焼きビーフン」 また見たいな変なCM
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「暑さ寒さも彼岸まで」 その法則を信じて耐えよう
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真横から襲い来るよに西陽さす その圧倒的な熱の量かな
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ぬか床に三日漬けたる秋なすび 酸っぱしょっぱい佳肴となりぬ
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「箱男」清楚な美少女 変態媚 こりゃNHKでは放映できんわ(映画公開)
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「ぶどう」より「ぶだう」と書いて見たほうが 美味そうなのは言葉の記憶
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新兵で光源氏が来たならば パワハラしてやる鬼軍曹として(小さい俺)
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妻の読む「あさきゆめみし」チラ読みす 好きになれんなやっぱりエロ小僧
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呑んだなら炭水化物は食べぬぞと 酒場帰りの狂おしい道
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底曳きの甘海老が抱くえびたまご 場違いなほど鮮やかな蒼
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金沢の底曳き漁が解禁で 店主煮付けし耳烏賊みみいか旨し
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押し寿司のきっちり切った規格美は 江戸の阿呆らに食わせんでええ(バッテラ返歌)
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