Utakata
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未多来 mita_kuru
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揺り籠の中で芽吹いた萌黄色の夢を養う果ては労働
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すれ違う旅の行方で僕たちは互い違いに愛に乾いてる
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花と二人だけの世界に生きている働き蜂だった頃の話
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大切なものだった事は気づかない 首振り人形 君が壊したよ
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この世では記号と化しゆく幸福に 歯車となって 回す摩尼車
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思ひ消つ打眺めいる九天に落つ銀河の雨 今は祈らむ
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豆腐のような心にも角がある事を忘れない友であれたら
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軒先で靴に当たる雨の音を愛しむように泣いていられたら
11
End of the world JOJO 叩き込む その血の記憶と星の白金
8
片想いの裂け目に薄めたカルピスを注ぐくらいのほんのりと恋
7
忘れられない檸檬の苦い匂い 酸いも甘いもあなたで知った
7
No more rules , rougeにルーズの伝言 意味なく競って馬鹿みたい
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なめらかな人生の中の曲線をあなたに見てる今日こそは晴れ
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雲間には青空透けて渡る鳥さへ啄まざる廓寥の死骸
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七つの夕陽を織り畳みもう一度あなたに逢える空に恋降る
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例えば夜があなたなら唇でそっとまぶたに触れてきてほしい
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午後の古書に光り消えゆく文字追って紙魚の食う言葉ばかり集めてる
10
はっとしたら、ひょっとして...ふっ、としたら...へっ、と笑い、ほっとしてくれたら
9
満たされた心で見れば野の花も雨も透明で同じきらめき
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踊る雨の足音を聴く枕元 この夜を梅雨が通り抜けてゆく
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贖って許しを得ると信じてる人の心には消せない十字架
12
真円は割り切れないのに僕たちは月の影ばかり追いかけている
10
月曜をキャンセルして誇張された現実を素朴なピザに戻そう
5
可愛い嘘を愛しながら少しずつ傷つくような来世の約束
15
愛憎の
坩堝
(
るつぼ
)
の中で溶けて恋 歓び 嘆き 残ればまた愛
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手のひらで掬った水彩画の中で過ぎ去った日々を想い出に流す
15
運ばれてくる雲には風 夢の船 歳が経っても夏を想ってる
11
この心臓の屈折に虹があると信じて生きてゆく光の下
8
いつからが朝でどこからが友達か自信の持てない僕たちの今日
14
後ろ手に翳したマイクを振りかぶりshout some maybe
貫
(
ぬ
)
く空
明媚
(
maybe
)
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