Utakata
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カギザキ
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十数年ぶりの短歌復帰です。
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言い違い正す立場にいるけれど そのままにしてる「きいろいぽんぽぽ」
14
いつもならイエスと言わない誘いでも 何故か浮き立つ誰を見ている
5
「手首にさ似合ってないのは知ってるよ」言いつつ自慢気カシオの
G
9
デートでもレディースコーデは選ばない いつものパーカー愛すべき君
6
つまらないプライドや趣味が無視されて 私が君に集中していく
5
君が説く深海とかには興味ない 笑顔の君に興味あるだけ
6
友達と笑っているけど帰ったら 少しだけ泣くそれは許して
8
わがままを言わせてもらえばこの先は 君のために食い眠るのだろう
5
雑踏で他人の顔ですれ違う 君とは何もなかった様に
10
『人』の『夢』それで『儚い』と読むなんて 言葉は嫌いと言える強さよ
7
子供らと空の上飛ばす たけとんぼ日向のねこはくるりまんまる
11
挨拶のように交わさるキスならば涙声混じる おしゃべりがいい
5
いつも聞く挨拶とは違う「お大事に」初めて言ってくれたのは君
6
カーテンを開き西日を呼び込んだスマホじゃないもの見ていて欲しくて
6
柔らかな髪にうずもれくちづけた幸福という名前の恐怖
5
君だけは偽物なんかに惚れないで 作った私に惚れないでいて
8
最後の君 微笑み言った「ほら早く次に壊す女 探しに行けば?」
5
人ひとり育て愛するそれ以上 大切な事この世にあるの?
8
嘘ついて 見えないところで悪さして それでも二人 なんとか幸せ
9
若き脚 駆け跳ぶ夕陽のアスファルト 初めての君を想えば知らず
2
口先の僕に対する君の目は 氷までもが凍える様で
5
見つめては ならぬ夕陽になぐ髪に 瞳を逸らすこころ残すも
6
遠足に行く日の朝は ぽんぽんと弾む足音ひらり水筒
7
今はまだ心は遠い だけど不意 近づくと気付く頬の熱さは
5
北国は 桜に雪が舞うらしい 笑っちゃうよね 我が町ながら
12
自分のね 心は潰した きみの子に 微笑んでたのは 本当と思う?
2
辞書を繰り『結婚』の横に『血痕』があると嗤った君の深淵
10
花言葉 手前の本には『親愛』と あるけど隠れた本には『憎悪』
6
引っ越しの最中 悩んだ片隅の『その他』の小箱は捨て去るべきか
10
色弱ときみは自分を笑うけど青い桜を共に愛でたい
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