Utakata
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七つ八つ九つ十
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オーブンの 熱気伝わる 小麦の香 甘くふくらむパンへの期待
14
晴れやかに 入道雲は 空浮かび 中学最後の試合が終わる
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モヤモヤをグッと飲み込み微笑んで 罪悪感を君に植えよう
7
どうしても忘れることが出来なくて 刻んで煮込むミネストローネ
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鉄板のお好み焼きが爆ぜている 昔は守って焼いていたっけ
5
イレギュラー 一人勝手に疎外感 楽しめないってダメなんすかね
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いつか全部なくすんじゃないかって 台所の床でまるまる
7
亡き人と過ごした日々を思い出す 曇り空かな生ぬるき夏
14
睡蓮のたゆたう午後や アマガエル 雷鳴遠く 空を見つめる
14
短気だと君は自分をそう言った そんなら私は短短短気
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うたかたの夜はひとりになりたくて なりたくなくて歌詠みすごす
14
お料理も仕事も家事も勉強も 人よりできぬ わたしの短歌
14
おぼろげな瞳の中になに映る 義母
(
はは
)
の世界にまだ残りたい
14
米炊いておかずも作る君を見て 私子育て大成功だなって
13
かき氷 甘いシロップ 最初だけ 淡いイチゴの恋よ切ない
9
君帰り隔離部屋から顔を出す ねえねえ早く雀魂
(
じゃんたま
)
やろう
3
幼子の服を通してぬくもりが 胸に伝わる夕焼け小焼け
10
柔らかい 布団の海でおしゃべりな 小さきからだ 抱きしめる愛
10
湿気ったり乾いてみたり模索する 調湿剤を私に下さい
5
人よりも愛情深き人がいて 流れに抗う強さ美しき
4
スマホごし君の部屋から雨の音 もうすぐこちらにその雨が来る
10
髪切って一夜明けてのヘアセット 同じにしても出ない束感
8
すやすやと寝息をたてる君に触れ 七年先を生きる体よ
7
空からの五年に一度のラブレター 君の強さを胸にしまって
5
注いでも決して満たせぬ水の甕
(
かめ
)
いっそそのヒビ割ってしまおう
7
高千穂のはしゃいだ舟は滝側へ 翡翠のしぶき笑いあふれる
11
風抜けて 強ばる心 ほぐれてく 人の言葉の染みる夕暮れ
20
さらさらと星が流れる天空の 旅を終えるは にしふじわら駅
7
違和感をティッシュに包みポケットへ たまに一言 ガサリと痛む
11
強い人ほんとにメンタル強い人 、は強がったりしないんだよね
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