華代
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投稿数
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灰色の脳で発した声なのに何故か黄色く聞こえてしまう
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「負けたことある」ことに怯えるよりも「踏み出せたこと」それを誇ろう
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足跡を残すつもりで五・七・五・七・七の落書きを綴ろう
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音楽の夏はあんなに好きなのに俗世の夏はなんというかまあ
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「光あれ」その一言で俺達は数え切れないほどの苦悩を
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陽だまりよ夜の帳よ朝焼けよ西から東へ戻っておくれ
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晴れなのに頬が雫で濡れている天気予報は当てにならない
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優しさを己が誇りとするならば焦がれ朽ちてもひたむき進め!
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正論は形を持たない猛毒で過剰摂取は屍のもと
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文字通りまんまと罠に嵌ってもいいから僕に恋を教えて
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出したことない大声で泣き言を吼えようか迷うオフィスの前で
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カラオケで「あいのうた」とか打つ度に並ぶ似たような歌詞とメロディー
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この世界だけは詩的でいてほしいたとえ世界に文字が消えても
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好きなこと好きなままでもいいじゃないそれが貴方の幸せならば
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見つめても眩しくて灼かれてしまう太陽よりも月でありたい
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天国と地獄の沙汰も僕次第ならば懸命に生きていこう
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本当に正しいものは何なのか戦隊ヒーローでも分からない
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呪い(まじない)も呪い(のろい)も同じカタチなら神も悪魔も同じなのだろう
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何時間もかけて書いたプロットもふとした閃きに破壊される
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時雨とか五月雨だとか普段から使わないけどここでは使う
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赤緑青紫に変化する喜怒哀楽のような紫陽花
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一ヶ月ごとに感情的になる他責思考の第一人者
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「みんなとは肩を並べて生きなくちゃ」そう思わせる‪︎︎「普通」の魔力
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「死は救済」毎日脳が語り出す午前六時の始発の前で
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限られた人だけにしか叶わない恋と呼ばれる不変の悪魔
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「右ならえ」「前へならえ」とならう内「個性」と呼ばれるものは無くなる
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0と1だけの電子の世界では「i」の言葉も2進数となる
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イヤホンのコードという名の赤い糸青い無線に変わったらしい
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公園ではしゃぐ子供を見て「今日も頑張らなきゃな」と言うサラリーマン
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一人では生きていけない誰もかも独りになってやっと気づいた
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