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初めまして。いつもあなたの素敵な短歌をありがとうございます。日本古来からの美しい日本語を意識しながら、歌詠みを楽しみたいと思い ます。

猫丸く ソファーで眠る いびきかき その横で君 嫋やかなリて
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君逢瀬 麗らかなるや 桜舞い ふと手をつなぎ 時は過ぎ行く
13
今君は 静かに眠る 寝顔みて 僕はただただ 途方に暮れる
5
サプライズ 今がその時 目の前に 君が現る 恋の予感だ
9
早朝に ムクドリ達の 歌を聴く 清らかな声 心ほどける
10
空に舞う 雲が歌えば 春間近 華舞い踊る 新芽の息吹き
14
花踊る 日だまり中 君を待ち 時が過ぎ行く これまた楽し
9
朝露の 薫る山里 いつの日か 我住む街に 穏やかなりて
13
遥かなる 空の彼方に 君想い ただ一言は 君は綺麗だ
10
爛漫の 春の花花 華々し 木洩れ日に咲き 可憐に踊る
13
さりげなく 君に触れると 何気なく 愛を紡ぐと 心微笑む
11
春風の そよぐ夜空を 見上げれば 満天の星 君想う夜
14
住み慣れし 都会を離れ 春旅路 北に向かいて 鈍行の旅
15
しなやかに 穏やかなりて 誠実に 諸行無常は 諸法無我なり
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姿見に 映ろう君は 妖艶な 艶かしさで 雅なるかな
8
春隣 山の景色も 変わる頃 春告げ鳥は 清らかに鳴く
16
春風の そよぐ日だまり 鳥の声 聴こえし時は 心ほぐれる
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弥生月 思い初めせし 恋蛍 あなたのもとへ 届けし想い
12
十四夜の 月見上げれば 君想う 幻想の中で 春の夜の夢
12
夜の静寂しじま とばりが下りた 星空は なんと饒舌に 優雅を纏う
12
古き良き 友と再会 久方の しばし語らい 今昔の笑み
12
浴衣着の きみ艶姿 嫋やかな 立ち姿には いとをかしかな
9
くちづけを あなたと交わす 瞬間に 血汐が巡る 疾風はやての如し
10
ひより日に 木洩れ日の杜 人知れず 肌馴染むのは 薫る春風
13
今日の日を 忘れはしない あの瞬間ときを すべての人に 幸多きあれ
17
残雪に 春麗らかな 風光る 客人まろうど達の 心も弛む
14
心恋うらごいし あなたを想い 面影は 泡沫うたかたに消え 今宵眠れず
12
美しき 可憐なきみは 口元に 薄紅のせる 微笑残して
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心臓の 鼓動に合わせ 夜が明ける 静寂の街 有明の月
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淡雪に 霙降りつつ 微風そよかぜに 春の香りか 曉の朝
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