茶々姫
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美しく 咲く花の名を 躑躅といふ 父のLINEで 学ぶツツジを
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お祝いを 選ぶ私が 満たされて 祝福された 気になる不思議
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花が咲き ツバメ飛ぶ春 我からも 季節喜び 纏うの白を
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それぞれの 美があることを 葉桜に 学んで背筋 伸びる我かな
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温かく柔らかな父の頭に ふわり触れらる 車椅子なら
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たくさんの 言葉受け止め たくさんの 言葉伝えて 満たされる夜
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前世か 未来に出会う ことあれど 今存分に 慈しみたき
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花の雨 も少し枝に 美しき 儚い夢を 宿しておいて
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強風で 止まる電車の 座席では 誰もがどこかに 同じ文字打つ
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樹の下で 笑顔生まれる 春の日に 桜に寄せる 想い花咲く
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手術越え 何度も父は 甦り アップデートす 「神!」でヒーロー
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清明よ その響きだけでも嬉し みなで清らか美しく行こ
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春が来た 桜が咲いた 動き出せ 花咲くように 笑みを纏って
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春風も 陽光さえも 透かすよな 淡く儚い 桜に恋す
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降らないといいな 傘無く眺む車窓には 菜の花が笑む
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はよ咲けと 桜を揺する 催花雨 濡れる枝先 浮かぶ彩華よ
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見上げても 雲に晴れ間は 見えずとも その先にある 日差し想ふて
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並走す 寝台列車の 車窓から 寛ぐ姿 我も緩んで
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空腹に 弱い私を 乗り越えろ! 白湯を飲んだり 短歌詠んだり
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悔しさを 滲ませ語る 君がいて 超頼もしい 味方がいるよ!
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眩しそに でも嬉しそに 雲間から 春陽浴びる 富士山がいて
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花の香が 漂う前に 甘い香が 鼻腔くすぐる 春色の朝
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雲切れた 隙間に希望 見えてくる 同じ思いで いてね皆も
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13年 経てもあの日は 甦る 瞼閉じれば 涙流るる
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啓蟄になっても未だ 冬空で ゆっくりお寝坊してね虫さん
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海風に 煽られ髪が 乱れても 湘南の海 心浮き立つ
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可愛いね 笑顔で言える 朝が好き 鏡も我も 磨き続けよ
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閉ざされた 扉の向こう 祈りだけ 届いているか 愛する父に
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大丈夫 心配よりも 「願うこと」 繰り返しまた 繰り返す父に
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進みゆく 桜の季節 待ってろと 冷たい風も 乗り越えようぞ 
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