Utakata
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秋人(あきと)
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詩は長年書いてきましたが短歌は今年(2023年)の夏あたりから詠み始めた初心者です。
様々作品に出会って日々刺激を受けています。
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緩む風 咲かない恋に見切りつけ 委ねて空の旅へ羽ばたく
5
別れとし 選んだ道の立つところ 澄み渡る空 淡い想い出
8
散る花に 紛れて雪の下手な嘘 冬を見慣れて春に気づけず
10
立つ春に 届けとばかりウグイスが 声張るほどに暦疑う
8
日差し受け 春を知らせて花時計 咲かす会話に
時間
(
とき
)
を忘れる
5
温む川 散りゆく桜 花びらを 交わして泳ぐ稚魚と並走
8
ひらひらと 桜花びら手のひらに 持ちきれなくて風に運ばせ
9
駆け足で 春告げるべく花時計 箸も喜ぶ食の彩り
9
頑なも しくじり坂を転がれば 心身共に丸く仕上がる
8
春闘も 鳴くだけ無駄とホトトギス 季節移るも景色変わらず
7
ひっそりと イチゴ畑の女王が オーラを消して花を咲かせる
5
春風が 空気を読んでレベル弱 時間をかけて景色着色
5
春風を 吹かせて走る登下校 ランドセル中夢を踊らせ
13
突然の 失恋災害ダメージも 非常食にて救われる夜
9
おろしたて 靴心地良く歩き出し 桜並木の道を訪ねる
10
春土産 割り切れる数大福に 偶数人の視線釘付け
6
淡雪を 乗せて消えゆく交差点 赤いシグナル季節を置いて
7
ペダル漕ぎ バスを追い越す春風と 煌めく海の景色分け合う
9
傘持たず 打たれるままに千の粒 素知らぬ顔で嘘つきな空
6
ロスタイム 口づけ交わし
時間
(
とき
)
止まり 二人残して動き出すバス
5
訪ねれば 桜愛でるに徒歩二分 伸ばせば届く春の近さよ
8
ペン休め 空の余白に語らせる 無口な冬に愛の育み
6
ユニフォーム サイズが合わず着こなせず 似合ってないけどチームの一員
7
野球史に 功績残しミスターの フレーズの端々オノマトペ
4
贅沢に 時間使って搾り出す タルタルぽたり レタスにエクボ
4
ごめんねと 言わせる涙潤ませて 沈んだ瞳愛を育てる
3
エリートの ホワイトカラーYシャツの 無敵の白がカレーに怯える
5
ペン売り場 相棒選びの試し書き 人それぞれの推し字で溢れる
7
愛犬と のんびり歩く盗塁王 園児駆けゆく通学往路
3
明白なスピード違反 言い訳の言葉選びは安全運転
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