不義原井蛙
0
1
投稿数
120

試験に落ちる古典「空耳百人一首」(編纂:不義原井蛙)
その他いろいろ

有り金をくれなきゃ見栄で別れるとアカナメ語る不気味な話(百人一首・三十)
5
子ども当てに呑み屋に寄らん初ツモを引き惑わせるギラギラの母(百人一首・二十九)
5
唐揚げのヌーのサービスまだ余る広めぬクマよ狩るぞお前は(百人一首・二十八)
6
イカの腹分けて流るる墨の川いつ耳取るか鬼に相談(百人一首・二十七)
5
送られた偽((ニセ))の最中((もなか))は衣((ころも))ばかり今ひと粒のミルキー待たむ(百人一首・二十六)
5
菜に塩は大阪ヤミの金貸し屋サツに知られて食い扶持もがな(百人一首・二十五)
5
この足袋は草も取り払い寒気してひもじいニシキヘビのマワシに(百人一首・二十四)
5
チゲ鍋にチヂミ最中((もなか))も買わせたれ我が身の痛むカネにあらねば(百人一首・二十三)
6
フグ唐にアジのクサヤの塩漬けをヌリカベさんが渡せと恨む(百人一首・二十二)
6
合コンと言ひしばかりにフダ付きの訳ありのカネを持ち逃げつるかな(百人一首・二十一)
5
ナビがバカ身近き道も節穴でかねてスマホでググってよとや(百人一首・十九)
6
悪びれる嫌なオヤジは成増へ荷送りをしてオカン屠蘇呑む(百人一首・二十)
6
髪の毛と皮脂に寄るダニ嫁さへや見目にも痒く日頃避くらむ(百人一首・十八)
5
舌はぜるガムとも聞かず買ったカバ辛((から))くないのに水すするとは(百人一首・十七)
5
鉢合わせ修羅場のヤマの店に老ゆる松戸の歯科はキバ替えに来い(百人一首・十六)
5
未知の苦の地獄に落ちずかりゆしにめんそーれとはわりなく楽に(百人一首・十四)
4
票固め活路も見えで若芽摘む我が衣手にカネ隠しつつ(百人一首・十五)
6
特売の甕((かめ))より劣るオラの窯((かま))濃いつもりでもブチとなり塗る(百人一首・十三)
5
暴れたるクマの通ひし辻閉ぢよ泥の素焼きでシバき止((とど))めに(百人一首・十二)
5
タマの歯が八十路((やそじ))で欠けて噛み切れぬもひもじく爪で漁((あさ))る釣り堀(百人一首・十一)
5
これヤゴもバクもカエルも浮く池の汁((しる))とも知らぬ王様席へ(百人一首・十)
6
鼻の色は移りにけりな痛面((いたづら))に杉の粉((こな))降り泣く目せし間に(百人一首・九)
5
わが甥は琵琶湖のマスにシカトされ嫁にうじうじ人の言いなり(百人一首・八)
4
ガマの腹切り裂き見れば春日屋の三笠が山と出でてツキかも(百人一首・七)
5
借る詐欺に渡したカネは億千万シラ切らるれば物憂げに蹴る(百人一首・六)
4
お悔やみに揉み手するわけ失くしたの飲めない土器を あげる真榊(百人一首・五)
5
タコの旨煮仕入れてみれば素人のシェフは高値に首を振りつつ(百人一首・四)
7
万引きの山鳥の尾をねだる子よ泣く泣く親はヒモのカモネギ(百人一首・三)
4
派手すぎて厚くてケバい白壁の頃のホステス 尼になるかね(百人一首・二)
5
飽きたのに介護のいらぬ虎を洗いナマコの袖は血に塗られつつ(百人一首・一)
5