Utakata
登録
Login
サイトのご案内
カメそば
フォロー
25
フォロワー
18
投稿数
210
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »
アユタヤの 遺跡に登り スコールの 近きを空の 色より知れる
2
日本では 見かけぬ色の 飲み物を こわごわ口に 運ぶ街角
1
土産物 屋の女の子 絵葉書を 手で断ると アトデネと言う
1
タイ国の 暑さに耐えず 仏像は 木陰の下で 手枕しけり
3
古き橋 下を覗けば
橋脚
(
きょうきゃく
)
に 群がる鯉も 見上ぐ秋空
12
ゆるやかに 川沿い走る 自転車の 空にはうろこ 雲の広がる
8
電車から 見える堤防 その向こう 見えぬ大河の 流れを想う
13
刈り入れの 田を見下ろせる 雀らは おこぼれ待ちて 電線揺らす
7
名物の うどん硬くて 顎疲れ 言葉少なし 帰りの車
9
知り合いの 娘と分かり おばちゃんの 顔ほころびて 採用決まる
14
昼前の 空いた時間に 客席で バイトの面談 田舎のマック
15
ベトナムの 米食みながら かの国の 背負いた歴史 夕餉に思う
10
歯の抜けた 老母思いて 炊飯の 水ひと目盛り 継ぎ足す夕べ
26
洗濯機 液体洗剤 注ぐとき チューブ口より 飛ぶシャボン玉
9
スマホより 本読まねばと 買ったまま かばんの底で 眠れる文庫
14
青少年 健全育成 呼びかける 錆びた看板 覆う蔓草
16
肝試し ライトに浮かぶ 暗がりの 深さを知りて 子はしがみつく
10
お泊まりの 子の振り回す 花火の輪 蚊取り線香 くゆる縁側
23
君の手に あれど生命は 君のもの ならずと我に 語れるしじみ
8
ガラス越し 子を見て跳ねる 犬たちは 外の世界に 焦がれて鳴くや
6
バケツ置き 掬ったしじみ 覗きこむ 殻よりわれを 見る目の二本
11
夏草の 茂る土手道 自転車は 緑のアーチ くぐりて走る
18
夏休暇 入りて磨かる 自転車が 乗れと急かすも 三十七度
13
畑中の スプリンクラーの おこぼれに
与
(
あずか
)
らんとて 道の
端
(
は
)
に寄る
29
夏空の 遠くに聞こゆる 蝉の声 木陰に入りて 時雨と注ぐ
9
陸運局 申請書類の 手に負えず 我を手招く 代書屋の文字
12
蝉の鳴く 朝の自転車 置き場にて 広き車間に 夏休み知る
15
真夏日の 残す地熱を 和らげる 曇りの空に 安堵する朝
18
利根川の 土手初めての そり遊び 子らの転げて 枯れ芝の舞う
18
ショーシャンクの 空仰ぐごと 手を広げ 冷却ミストの 霧に
抱
(
いだ
)
かる
18
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »