ななみが実はすき
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色々とあったこの数か月を、短歌共に歩みいろいろ考える事ができました。十数年の片思い、夢見た人への想い、出来事を整理しつつ、本来の自分に戻って一日一首以上継続。500首までできたら

名古屋から 移動の車中 正面に 大きな満月 力強くて
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テラス席 深夜の月を 見つめつつ アイスティー飲み リモート会議
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酷暑でも 秋を感じる 瞬間を モンブラン風 かき氷食べ
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日中の 暑さを忘れ 夜の風 秋を運びし コオロギの声
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朝方に 中川緑地を 歩きつつ 倉庫群見て 頭を整理
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秋の味 八百屋に並んだ 梨を見る 高くてあきらめ ガリガリ君で
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一夜明け 元の流れを 取り戻し 水面を通る 風も穏やか
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雨上がり いつもの暑さが よみがえり 被害はないが 雨を望んで
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いつもなら 静かにたたずむ 川岸も 大雨後に 表情変えて
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久方の 降雨待望 わが友は 空を見上げて 畑を見つめ
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旧街道 絞りの作品 語り合う 抹茶で一息 粋な店主と
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雨をまつ キャベツの苗 を植えし畑 緑の玉で 華やかになれ
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月初め 事務処理多忙 頭脳戦 月見パイにて リフレッシュし
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恋秘めて 季節を重ね 彼岸花 貴女を想う 笑顔見たくて
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早朝に 車の冷房 入れてみる 冷気に秋を 感じる時間 
18
亡き人の 夢を叶えて くれないか 前の会社の 誘いに悩み
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酷暑でも 季節を感じ ひと休み 栗きんとんは 癒しの味で
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長月に 日差しは真夏 嘘のよう 商談先でも 苦笑いから 
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無口だが 優しい笑顔で 包む人 消えない想い 夏の終わりに
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夏季プール 事故なく終わり 一息す 夕陽とトンボ 労をねぎらい
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川床の 眼下の流れ 見惚れつつ 夏の終わりは 何時と問いかけ
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朝日陰 涼しい風に 一息も 昼間は猛暑 ため息ばかり
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夏季プール 終わりの時が 近づいて 水面を通る 風は秋色
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国道の フェンスに咲きし 朝顔が 夏は続くと 語りかけてる
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朝方に 風に紛れて 君の声 聞こえし夏の 空がまぶしい
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庭園の 茶房の呈茶 ひと休み 物価高にて 回数が減り 
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かき氷 無花果がのり 彩りは 地味ではあるが 大人好みか
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縁側で 水出し緑茶 に添えられた 水まんじゅうで 涼を重ねる
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涼しげな 小鉢に盛られた 素麺を 脇で彩る 夏野菜達
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バックミラー 映る夕陽の 鮮やかさ 燃える想い 次の仕事へ
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