Utakata
登録
Login
えふれあ
フォロー
14
フォロワー
13
投稿数
134
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
次 ›
最後 »
絡まった文章にこそひとすじの輝く意図が編み込んである
7
x
(
エックス
)
のいいねの数を否定して創り始めた新たな言葉x / ふいんき氏の歌を受けて
5
かわらない君の揺蕩う自我の底YouTubeでも流して寝よう
6
二つめの柱の傍で列車待つ君の姿が消えないでいる
13
雨の打つ梅の蕾を見出せばはるはやうやく近くなりなむ
4
薄明を裂いて輝く明星は朝に呑まれるまでの導き
9
神様はコーヒー二杯で呼び出せる僕と私は生きているから
7
あなたへのこいというはこあけてみてたしかにいしをみつけてしまった
6
あなたへのしにむつかしいかんじとかいらないようなじゅんすいなあい
5
くだらないかけひきなんてもうやめよ「好き」といえればそれでいいかな
11
二年間かってに好きでいつづけてやっと話せた君がやさしい
9
あぁ君の熱を知らずに死んでいくそれが怖くて夜が冷たい
6
月のない冷たい夜の街灯に一匹の蛾だけひらひらと飛ぶ
8
昼下がり仕切り一枚隔たった君と居眠り自習の机
5
僕はただ君の手のひら刻まれた皺の一つ一つに触れていたい
2
恐るべき君の引力振り切れず君が太陽 僕は惑星
8
葉を落とすカエデの下に横たわる家なき人に陽光は降る
8
寒江や君への言の葉浮かばずに流るる時は凍てざりぬべし
5
父親の薄くなりたる頭髪に木枯らし吹けり新月の夜
5
図書館に君がいないからコンビニで苦い香りのレモンを買った
8
この道も四月になれば使わない最後に君を笑わせてみたい
9
新鮮なライムの如き君の香を求めてしまってひたとくちづけ
9
深い夜遠くの車の走る音 年の残りを数えて眠る
10
あなたの名 居もしないのに呼んでみる果てしなく広く寂しい部屋で
9
きみのこと歌に詠むたび恋の語彙増えてまたヒト好きになってく
8
空腹を飴で誤魔化すような恋わかっていても貴方が好きだ
6
あらがえぬ淋しい香気にさそわれてあなたのもとへ歩き出す秋
8
幼きころを思い出し公園に寝る茜さす空一機の飛行機
8
君のこと何も知らない透明な君に恋した罰に火あぶり
3
ひとめぼれあなたに焦がれ歌に詠む罪ではないかあるいは罰か
8
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
次 ›
最後 »