Utakata
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日常の気になった事やモヤモヤを
分かりやすい味わいの有る短歌に詠めたら。
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「冷房を使わば命かかわる」と涼を楽しむ夏では無くなり
8
明けたよな半月ばかりの雨知らず想うに任せぬ梅雨とは名ばかり
6
たくさんの汗かいた日に気付くのは意外と味噌汁染み渡ること
10
どうしよう困って焦る勢いでやらねばきっと
何時
(
いつ
)
になるやら
14
30
度有れば夏には十分でそして少しの夕立有れば
10
知りたくて目に
留
(
と
)
まる物ひとつづつ指差し指差し幼子が問う
9
風鈴が夏から消えて耳さみし軒先遠慮で居場所無くして
7
蝉の声風鈴の音人影も消えて静かに煮詰まる真夏日
8
探してる味噌の味から行き着いた子供の頃から見掛けるお味噌
7
足元で図書のやり取り出来たらと陸橋坂越え日盛り避けて
3
たこ刺身久方振りに食卓へ半夏生の恩恵を受け
7
降らずとも降ってもやはり気に掛かる水瓶と野菜 梅雨の終盤
6
赤ん坊かぶり付いたり足を乗せて個性豊かな手すり使い
6
慣れてきたセルフカットは上出来の襟足すっきり手に傷残し
9
やって来る夏の暑さを
此処
(
ここ
)
に来てようやく
身体
(
からだ
)
思い出す頃
7
蒸すごとにヘアピンの数増えたので意外と涼しいカチューシャひとつ
7
セルフレジ荷物入れろと叱られて重さ増したとまた叱られた
9
はち合わせすいませんねとお互いにずれる一歩は何故か気が合い
25
品並ぶ棚の前で感じ取る間違い探しのような違和感
10
梅雨空をたんぽぽもどき見上げおり
代
(
か
)
わり
番
(
ばん
)
こに
五月
(
さつき
)
晴れから
5
窓辺から動かぬバッタに流しから動かぬ
蜘蛛
(
くも
)
に強制退去
8
園の池とんぼ飛び交いあめんぼの立てる波紋と風の細波
11
「バタンバタン」こもる熱気を追い出すか暑かった日の駐車場そば
6
今はまだ有りがち
止
(
ど
)
まりも味の有る分かり
易
(
やす
)
げな歌をいつかは
5
週始め載らずの歌が増えてゆくまた載りたいと願ったばかりに
3
高い背を少し丸めて幼子の手を引き歩く若き父親
14
序の口は熱い焙じ茶冷やしつつ水出し煎茶は夏の盛りに
6
この汚れ今度でいいのに自分よりお風呂の方に時間をかけて
10
池
浚
(
さら
)
うそばで
啄
(
ついば
)
む椋鳥とどじょうを狙うカラス
逞
(
たくま
)
し
8
ご無沙汰のタコの刺身も「また鮭」と思えた頃も今は懐かし
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