と・・
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日常の気になった事やモヤモヤを分かりやすい味わいの有る短歌に詠めたら。

散らぬまま終わる木犀花色せた今年の紅葉こうよう秋の変事
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爪切りは捨て時どうも分からずに親が使った物までも有り
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本当に久し振りな雨降りも強過ぎる風に飛んでった朝
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ただ単にその瞬間が聴きたくてラジオの歓声と応援歌
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来週の失敗早くも告知する当たるも八卦当たらぬも八卦
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上からのノコギリの音は何事ぞ不燃ゴミの日朝六時半
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貯水率七割程で霜月へこのまま渇く冬に入るか
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「ハゼノキ」の実が鳥からす人気有り小枝くわえて飛び去るを見る
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家族には無病息災折々おりおりに我に願うは四病息災よびょうそくさい
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きな粉がけ草大福に線を引くこれでいいかと亥の子の餅に
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暑すぎた夏に台風来ない秋野菜値段の正直なこと
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せいたかの泡立ち草は名の通り黄色い花は背より高くて
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月かかるかさまばゆ群雲むらぐもの見るように撮れ無いもどかしさ
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十五夜と十三夜見て景気つけ十日夜とおかんやまで行け三月見
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あと1つ2つ何かを「買える」から「やめる」のままでまた年を越す
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紅葉を楽しみに待つこの木々の色差す様を見て通り道
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乾電池チェッカー灯る赤ランプそうだね私電池切れだね
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味噌汁の具には困るの分かっててバラ売りはつい大きめの芋
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なんか良し通る大人に会釈され会釈で返す着ぐるみの彼
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暖かい麦茶もいいが焙じ茶を買おうと思う薬缶やかんを火にかけ
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見て欲しいでも試したい出来立ての湯気の立つ間はいつだってそう
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控え目な銀木犀に気が付いたきっと毎年咲いていたのに
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からにして水ですすいで詰め替える都合にあわせて多め少なめ
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ベランダで小さなとかげ遭遇すのんびりな子で写真おさまる
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液化から戻りし猫の毛繕いその足ピンと良さげに伸ばして
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夕闇がお勝手つつむ秋冬はお米研ぐ音やけに響いて
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買い出しで歩くついでと1年で 1000ポントに掛ける手間ひま
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秋深しスマホの指紋認証が返事をしない季節に入る
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ぽっかりと空いた場所は扇風機お疲れ様と十月の風
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おととしに詠んでた歌は「再開花」金木犀がもうすぐもうすぐ
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