Utakata
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からだじゅうくまなく穴が空いてゆくパンチで空ける何気ない穴
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どれもみな「そうなんだね」で諦めて体にどんどん穴が空いてく
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我慢する代金が給料ってワケ 勉強なんてしなくていいよ
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年下の意地悪に心痛めてかつての自分が吐いた唾だね
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幽霊って普通に人間のことだよ非科学的な存在じゃない
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苦しみの星の元に生まれてしまい怒りを込めて天を見上げる
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しあわせをすかさず撃ってくる世界アルミホイルを頭に巻くか
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片付いた部屋が自分を急かすんだちゃんと生きろと責めて来るんだ
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生きていくなぜなら生きると決めたから風呂にも入る仕事にもいく
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苦労してたどり着いたら崖にいて 小屋でも建てて住むしかないな
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うつむいて歩く人の群れ夜空には星が光って一緒に見ようよ
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暴力的じゃないと自分を思ってる人が狂気を出す時の怖さ
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「この人はいじめを見て見ぬふりをする」言葉の使い方で切り捨てる
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あなたの目は灰色がかってるんですね初めて見抜くあなたの目玉
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言わなくていいことばかりを言ってしまう 言わなくていいことは楽だし
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全て済み落ち着けばすでに十一時 茫然として空を見つめる
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言葉じゃなく文字でもなくて何なのか分からん 息が白い 寒いね
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小夜更けて魚のように跳ねている心臓 いつか、死ぬ。必ず。
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入るしかない生き延びるしかない草刈り鎌片手に飛び込む未知のジャングル
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いくらでも毛が落ちているその他にハンガーもいくらでも落ちている
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生きているだけでありがたいことなんだパワハラに遭う前日の夜
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異国の地に命からがら流れつき そのままそこで生きてる設定
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ハンバーグ、目玉焼き、お茶、名も知らぬ人間に作らせている食
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カーテンの隙間から漏れる冬の光 氷の張った水底にいる
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人間の燃える臭いが流れ込む どうしてその臭いがわかるんだ
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身の回り3メートルの平穏を ようやく死に物狂いになれる
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さようなら漠然とした幸せよ 手に届く石を積み上げてゆく
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結婚はできそうにない池にいるオタマジャクシはカエルになるね
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幾重にも保険をかける人それを指摘されても認めないひと
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全員がスマホを眺める電車内ひとり吊り革の慣性を見る
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