マンモス
74
77
投稿数
2565

懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独

晩飯後マンツーマンで遊ぶ夜はどちらか風邪で早く寝た時
3
添加物少しくらいは平気だよ 母への忖度すごいね君ら
3
この時期はどちらかいつも風邪をひく 五年日記は予言の書なの?
5
月涼し明日の荷物積みながら花火帰りの人を見送る
6
小屋裏の小窓はすでに小さくて花火を観てる家族をみてる
5
「諦める」自分の取るべき行動を明らかにするそれが「あきらめ」
2
筋トレや怒りぶつける類だと思えば重い荷物も上がる
8
海パンの名札を外し準備する明日は祖父と川に行くって
6
Yogiboの新幹線は乗車タダ 出掛けない夏申し訳ない
2
陰口を叩くのヤダと言いながら仲間と愚痴を溢してる隅
3
この曲はやる気の出ない朝にきくロックの神様ぶん殴ってよ
2
梨畑縦横無尽に飛び回る鳥除けかかし目を光らせて
4
黄昏の今の日本の立ち位置と重なって見え自前ワクチン
3
査察受け袋叩きで委縮して小さく見えるデカい看板
2
雷が鳴ってからではもう遅い雹の降る中鉢持ち逃げる
5
このキャラが好きだと君が言ったから作った在庫日の目を見ずに
1
君だけのカード作れば「いらない」と「兄と同じがいい」と返され
4
ホース付け蛇口捻れば歓声が上がるエアコンなしの休日
5
炎天下水掛け遊びはしゃぎ過ぎ如雨露じょうろの先が何処かへ消える
7
はかどらぬこんな小さな空気入れ賽の河原のようなプールだ
8
モヤモヤも晴れたらいいと大きめの挨拶をする納品の朝
9
あの頃の声にならない言葉たち夜の静寂しじまの星屑となり
10
ウクライナ危機で火薬を使うから三割増しの打ち上げ花火
3
提灯が一直線に並ぶ街「祭」の文字が静かに揺れて
10
あの夏の帽子は何処へいったのか スマホの中の君は応えず
5
刮目し今の世界と対峙する 終りはきっと突然に来る
4
夕暮れや玄関先で待っているトマトも君も紅き頬して
8
「学校に兄は行くの?」と訝しみ保育所に行く夏の弟
16
寝る前に古い日記を縦に読む「今日」という日を五年纏めて
3
大袈裟に言えば誰しも寄生虫なければ困る地球おやの恩恵
7