Utakata
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名無子
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ラーメン屋 開店を待ち まだ眠い 午前
3
時に 列を成す人々
5
紅色の モフモフ現る 晩秋が 夏日という 異常なうつつ
4
歴史ある お寺の坊主に 「アーメン」と 言うてしもたら どうなってまうで
4
誰しもが 通る道だと 言う大人 でも子どもたちは まだ通ってへん
5
人生の 節目に親が できること 情けないほど
高
(
たか
)
が知れてる
7
夢のよな 上げ膳据え膳 期限切れ キッチンに立つ 感覚戻さざらば
4
ブルゾンの フードをかぶり 暖房を つけよかどうか 迷ぉてんねん
5
そう長く ない花命
撚
(
よ
)
り合わせ しがらみ多し 世を潤せるに
3
いつの日か 遠目に見たり 綺羅綺羅し 銀杏目指して
彷徨
(
うろつ
)
いてる
3
奇跡にも この世に生を 受けた者 ひとり残らず 幸せになろう
4
向い風 受けたくないなら 吾の向き 変えてみよう 追い風に乗ろう
6
食後すぐ お菓子をむさぼる おばちゃんが 涙もろいんとは 知らんかった
4
久方に
温
(
ぬく
)
い部屋から 外気触れ 季のうつろひに 染み染みとなり
7
ことわざに 医者の不養生と あるように カップ麺に お湯注いどる
3
太ってる 人にわざわざ 「デブ!」だとか ハッキリ言うのを 聞いたことがない
3
紅葉
(
こうよう
)
の 雲海渓谷 埋め尽くす そうだ京都の お寺へ行こう
6
退院の 承諾下りれば ばあちゃんが 孫が欠けると 朝から涙
4
痩せすぎを ええなと思たり 羨ましい などと言わん とってください
5
強靭な 脚力を持つ 都会人 車に頼る 田舎もんたち
9
いつの日も 奮闘している 医療者の 笑顔向こうに 疲労の色
4
雨粒が 落ちてきそうな 空見上げ まだ見ぬ未来を 天に任せる
6
「血糖値 下がさらへんのは なんでしょね」 医療のプロを 騙せるとでも…
3
時忘れ 心ゆくまで 見ていたい そんな景色に 出会えてますか
7
表情の ない集合 住宅を 青の帳が 艶めかしく染む
7
夢の国 セレブを囲う 戦略へ 魔法は解かれ 今や幻
6
コーヒーが 添えられとる 朝食に 心踊らせ 食欲アップ
5
聞かれたく ないことにそっと 触れられて 嘘ついてしまお 思たのバレた
5
時刻む 音さえ怖い 丑の刻 何か出そうな お化け屋敷感
5
ご縁あり 出会えた人の 苦しみを わかられずとも わからむとせむ
6
昼時の 混み合うスタバで パソコンと ガチ睨み合う ビジネスマンあり
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