Utakata
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星空馨(けい)
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画家。絵を描きつつ短歌を作っています。皆様のお歌が大好きです。笑ったり共感したり私の大切な交流の場です。ですからフォローは100%お返ししています。多作ではありませんが 宜しくお願いいたします。
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手を
翳
(
かざ
)
し 守りていたき すみれ
草
(
ぐさ
)
人知れず野に 春
告
(
つ
)
げて咲く
39
天空の 宮殿の鳥 鶯は 春を
告
(
つげ
)
むと 舞い降りて
啼
(
な
)
く
30
忘れたる 箱より
出
(
い
)
でし 大小の 小花のピアス 春は来にけり
33
母の肩
揉
(
も
)
めば
上手
(
うま
)
いと 褒められり 亡き後に残る 感触寂し
31
雪洞
(
ぼんぼり
)
の
丸
(
まろ
)
き
灯
(
あか
)
りに 伏す君の
手弱女
(
たおやめ
)
の如き 長き睫毛よ
29
盃に 身は冴え冴えと 蒼く燃ゆ
内裏
(
だいり
)
に似たる 君と差し向き
30
雪洞
(
ぼんぼり
)
に
睦
(
むつ
)
みて座る 人形の 頬の白さの 妖しき花冷え
31
王朝の 恋、桃の香に 重ねつつ
千歳
(
ちとせ
)
懐かし 雛の
貴人
(
あてびと
)
28
鉛筆画 モノクロームに 色彩を
描
(
か
)
き想像さする 事の豊かさ
29
星屑と 雪の結晶 合わさりて せせらぎ流る 冬の銀河は
32
吊り花の 皆一様に 首
擡げ
(
もた
)
曇天突き抜く 飢えるごとく
28
見る物に ただ鮮やかなる 色あれば 寒さ寂しさ 暖まりゆく
30
髪睫毛 眉毛も抜けし 抗癌剤 ウイッグツケマに 眉シールして
28
まどろめば 携帯電話の ベルの音 鈴虫のごとく 飛び交う車窓
31
明け方の 夢に出て来し 通学路 我が母も師も この世に亡きに
36
恋
(
こ
)
ふと
云
(
い
)
ふ
二文字
(
ふたもじ
)
の中に
綺羅星
(
きらぼし
)
と 風と泉と
夜櫻
(
よざくら
)
が
棲
(
す
)
む
33
海の街 淡き
海月
(
くらげ
)
の 幻か ビニール傘が 連なりて行く
29
夕映えに
潮
(
しお
)
は満ち行く
七度
(
ななたび
)
の 転生せむと おみなでいたし
29
うっとりと メロンの如く 美しき
罅
(
ひび
)
の
入
(
い
)
りたる 失恋も有り
31
病みて枯るる 早春の野に 一番星 水仙の花 光一筋
26
昼の月 凍らせ
蒼
(
あお
)
く 吹く風の
膨
(
ふく
)
ら雀の 胸毛返せり
38
パートナーの 無き円舞会
裾
(
すそ
)
の舞う フリルも哀し
佇
(
たたず
)
む影の
26
暖かく 陽だまりのごとき 母の部屋 うつらうたた寝 亡き母の夢
31
遊園地
回転木馬
(
メリーゴーランド
)
の回るごと 昔を今に 為す
由
(
よし
)
もがな
25
君と乗りし ジェットコースター 絶叫し 笑い合う日々 今は帰らず
25
幾重
(
いくえ
)
にも、巻きて開かぬ
内
(
うち
)
の花 春立つ今朝は 意地を捨て解かむ
26
白き鬼 心に飼いたる 哀しみに 豆つぶて打つ
明日
(
あす
)
は立春
30
むずかりて 泣く子の声に 似る冬の 風を抱きて 眠る
夜
(
よ
)
の月
29
朝昼と 陽だまりの庭で 食事せば パン屑拾う 鳥の目丸し
32
如月
(
きさらぎ
)
に 重ねる君の 外套に 常より顔の 小さく見ゆる
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