星空馨(ほしぞら けい)
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絵を描きつつ短歌を作っています。2019年に癌の告知を受け、それから闘病中です。その間に最愛の母も、心臓病で亡くなりました。母は最後まで私の癌のことは知らずに死んでいきました。小さい頃に父はなくなり、それから母と2人きりで生きてきたから、とても寂しいです。母を偲んだ歌も多いと思います。
尚、相聞歌に関しては妄想もちょっぴり入っています。お許しください。
皆様のお歌が大好きです。笑ったり共感したり私の大切な交流の場です。ですからフォローは100%お返ししています。多作ではありませんが 宜しくお願いいたします。

ローレライ 君舟を出せ この胸に 深くてあおき 水の底見せむ
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母の名を やまいして つぶやけば 日の暮れゆきて 不如帰ほととぎす鳴く
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花月フラワームーンの ただ嬉しくて 照るを待ち 月光浴げっこうよくす オパール色に
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若草の 野辺にもまず 行く黒き 猫よお前は いつも絵になる
40
吹き荒れて 逆巻さかまく炎の うずのごと 風の吠えたる ゴッホの糸杉
28
燦々さんさんと 灼光しゃっこうの雨 腕を刺し すみ塗りめたる 影の路地ろじ
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生業なりわいと ならぬ絵ばかり 増えいきて アトリエは夢幻 宇宙と化しぬ
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青葉え 風は薫りぬ 影も濃き 皐月さつきは我を 花と誘ふ
27
美神(ビーナス )の乗り たまいしホタテ 貝に似た マドレーヌ焼く 西風吹く日  
27
宵闇よいやみを 君待たすなかれ 月は満つ サフラン色の空のうたげ 
30
よわい重ね 「鏡のうとまし」 と言う人を 思い出しつつ 髪梳かみすゆうべ
34
鶯は 我が身の二倍も あるひなの 口にえさ入れ 我が子と疑わず
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ふくろうが 近くで鳴きぬ 湯に入れば 水音たてず しばし聴き入る
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座りたる 美女にたとえし 牡丹花ぼたんばな 雨は涙か 泣きて散りゆく
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薄茜うすあかね 徐々に染まりて 今日といふ 新しき空を 与えられし
35
鶏の 声に目覚めず きじの鳴く 哀しき声に 朝焼けを知る
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熊蜂くまばちが 蜜吸う羽音はおとや 藤の花 庭にでれず 盛りを過ぎぬ
35
花を食べ 暮らさむとせしが 愛らしき エディブルフラワー食用花  花瓶に生けぬ
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夜風よかぜ香る 春の星粒 すくい取り 新しき星座 空にえがかむ
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桜散り うれうるもなく 新緑の ゆるを見れば さらに美し
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若きより 人の視線の 減りてゆく 装ひてなほ 装ひて生きむ
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パンツルック 流行はやりて街に 活気あり そむきて揺らげ スカートの花
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パンツルック 流行はやりて 街に結果あり 背きて揺らげ スカートの花
24
一点変ロ音の 音程の冴え 確かなる 柱時計の とき告げる音
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もわもわと 身体からだの毛穴 沸き返る 琥珀の海に 遊びて酔えば
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コローの絵の 如き森なり 金色こんじきに  かすみて暮るる この夕雲も
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闇の中 白き鳥 幾重いくえの枝に居て 我を見下ろす 木蓮の花
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幾たびか 花は生まれて 花は死に 弔いて行かむ 絵筆にたく
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実体の無きまま ふわりとした君に 暁あかつき逢ひぬ 黄泉よみを旅して
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現実逃避 するなと人の言うけれど 生まれし日より 夢に生きたり
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