Utakata
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星空馨(けい)
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画家。絵を描きつつ短歌を作っています。皆様のお歌が大好きです。笑ったり共感したり私の大切な交流の場です。ですからフォローは100%お返ししています。多作ではありませんが 宜しくお願いいたします。
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野苺の 野で初めて 君に会いし朝 良きことで今日が 埋まる気がして
22
冷え冷えと モノトーンの野に 捨てられた 片方の靴に まぶす粉雪
23
雪の屋根より 滑り落つ音の 轟きて 暫し休める 編み針の先
27
前世の 記憶を
垣間
(
かいま
)
見たような 霧と光を
絡
(
から
)
めたる風
25
病みて臥せば 枕は砂漠の砂となり
埋
(
うず
)
もれ星と 眠り落ち行く
25
捨てられぬ 古き手紙の 薔薇色に 変色すまで また仕舞い置く
23
星屑の 銀の
階
(
きざはし
)
昇りゆき スノウフレイクの 銀河で踊らむ
25
君の来ぬ カフェで飲むホット チョコレート 帰れぬうちに 雪は吹雪ぬ
27
甘き色 洋菓子のごとき 薄桃の 薔薇に頬寄せ 爪を塗る夜
23
ぽっかりと 心の内を
空
(
から
)
にして 海見ていたき 日がな一日
27
終わるとは 思わざりけり あの頃は 月の夜道で サルサ踊りて
25
花の名など 教え合いつつ 来し道の 別れて明日は 遠ざかり行く人
24
咲くことの 無きクリスマスローズに 言葉かけ
三年
(
みとせ
)
を経れば 今日
蕾
(
つぼみ
)
持つ
24
馬の尾の 顔払いたるを 叱りつつ
蹄油
(
ていゆ
)
塗り終え 仰ぐ
落日
(
らくじつ
)
21
不従順を 叱りて鞭を 当てし事 悔やめば馬の 背を長く洗う
23
空見上げ 馬の目遠くを 思うごと 青き泉を
深
(
しん
)
と
湛
(
たた
)
えり
26
あらたまの 年を祝いて 飲む屠蘇の
去年
(
こぞ
)
より酔ひて ノンアルに替え
25
なます刻む 音のみ聞こゆ 小夜更けて ひととせ速し 除夜の
音
(
ね
)
まぢか
25
白き画布に 向えば百鬼夜行する 未知のイメージ 徐々に現る
26
花の無き 季節に枝に 灯をともす
梅花
(
ばいか
)
可愛
(
)
や 春浅く満つ
27
母の居る 空へ届けと ブランコを 力の限り 漕ぐ
星 野原
(
ほしのはら
)
30
降誕祭
(
クリスマス
)
泡立つ硝子の キャンドルよ トゥリーの陰の 異国の想い出
24
金色の
光幾筋
(
ひかりいくすじ
)
漏れさすは
樹魂
(
じゅこん
)
の爪弾く 琴の糸なり
23
冬ソナを 今見て思う あれほどに 恋する記憶 我に有りやと
24
暗き底の 深海魚なる 我なりき 人知られずが 今、光得て
25
薔薇色と
菫
(
すみれ
)
混ぜたる
揚羽蝶
(
あげはちょう
)
(
)
の 形崩して 逝く夕雲よ
29
君知るや 人目も恥じず
睫毛墨
(
マスカラ
)
の 落ち滲みたる 我は泣きおり
28
底に少し テイスティングすれば 想いが回る 銘柄はなに?
17
透き通る 飴細工の虹 渡り行き まほろばの星で めぐり逢いたし
28
右脳
(
うのう
)
には 声静かなる 人棲みて 我を動かす 物
創
(
つく
)
る
(
)
時
30
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