かこみらい
6
22
投稿数
182

穴を掘り気持ちのすべてをぶつけたい彷徨い歩きてここ(短歌)へたどり着く

何気なくつぶやいてみた一言にかすかに笑った?遠くの三日月
17
群衆を避けつつ進む通勤路君ほど背筋の伸びた人はいない
12
短歌結社二の足を踏むその訳は連想させるショッカーの組織
8
いよいよと遠くに行ってしまうのか美しすぎる宣材写真
9
あと何日あと何日と待ち続け会えなくなる日に私はどうなる
8
仕事先返事の早さはいいけれどもうパソコンは閉まっちまったよ
9
短歌見てそのままラジオ体操を頭と身体さわやかな朝
13
こんな日があってもいいよねジムサボり暑いしネットスーパー頼んだし
11
一仕事終えて楽しい我が時間五七五を覗いて詠んで
12
Kindleのライブラリーに並んでる互いに勧め合った小説
5
目覚めたら暑くてびっくりシオカラもごめんね人が作った世界
7
深呼吸ヨーイドンでオレは居間キミは部屋開けバルサン始末
10
雲に乗り風に吹かれて君の街もう幸せでいてなんて願わない
5
俵万智一気読みして寝転がる床にめり込む恋の重さ
16
ピカいちと指を丸めて赤らむ君彼女はどんな真珠というの?
6
二重窓開けて飛び込む蝉の声ここは地球だ生きものの星
15
菜箸をスティック代わりに8ビート料理以上にリズム楽しく
12
蝉の声聞こえ始めた散歩道「おはようございます」人の声のあたたかさ
11
移りゆく肌に感じる風の色「秋だね」と言える人恋し
14
十月に終わりを告げてその後は赤の他人って本当なの?
3
足下が少し冷たいでも眠いついでにOFFにしてくれる娘
7
雲見ても映画を観ても分かちたいやっぱり君が好きなんだなぁ
10
バレちゃうね今カラオケを歌ったら悲しい恋の歌ばかり
16
大丈夫大丈夫だから眠らせてすずめの声も遠くに聞こえ
12
咲かないと諦めたカレン今頃にあなたは黄色い色だったのね
9
元気ない私の身体に身を寄せる娘の気遣い今は応えられず
11
君に会えた感謝の気持ち言える時夏の終わりか夏は終わるのか
6
推しメンの時間さえも限られて君は本当に遠い世界に
6
涙なんて流すのはおかしいよ人に恋するネコならいいの?
4
鏡の中歪んで見える世界線君と僕とが並べる訳もなく
4