七竹
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テクニカルライター、元翻訳者。固くて具体的でブレのない言葉から、曖昧で解釈がいくらでもできる言葉にここではスイッチしてます。
今年は百人一首の本歌取りをしています。解説のリンクはこちら。
https://hyakunin.stardust31.com/yaku-itiran.html

書いたもの(今は百人一首の本歌取り)のエッセイをつけています。ぜひ読んでください。
https://onaka.hatenablog.com/

嘘ではない 甘えて弱くて華奢な夜財布のような男と歩く
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優しさと遠慮が見えるバールさんとバールのようなものの差
8
頑張った一つの産業が終わります。翻訳は機械がなさる御業
8
翻訳はすべてのデータ入力が終わり 機械が代わりに代わりに
8
ピストルで、啄木:砂漠:出張で 月給を取る月の夜更けに
8
公園で猫の祭りがあるらしいベッドタウンが留守になる日に
12
広葉樹の木陰でうたた寝する午後と 人権のない数年があった
10
スーパーの米が安いと感じるようなインフレ続けるエグいお言葉
6
死んだと思う父に手を合わせる 不倫相手のことを聞けず
5
夢洲には無縁でいたいかりそめの過度な未来は信じていない
8
公園で遊ぶ子どもら都内では見なくなった 二度と見れない
7
納税し、直後に仕事をなくした日、「楽しい日本」に生きる嬉しさ
6
頑丈な老婆が座席の前に立つ 席に座らず譲れと怒鳴る
6
作り出すことではなくて伝えるの手垢フリーの表現だけで
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喜びの森がゆっくり増える日に累乗している互いの砂漠
9
白砂の建具の町に住むために退職金に課税をしておく
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賃金を使う費やす国のため、「敵」を倒して「どうのつるぎ」買う
6
2年後から来た人の話を聞く生命保険を増額しとく
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父が死ぬ。フェイクニュースで知った夜 輪郭の良い椿を毟る
8
賃上げの激しい会社で働いて高断熱の妻を娶れば?
8
父は夢を追いかけたそうです。他人の家のwifiで読む
7
赤と黒、白で満ちてる月の裏 鴉の卵を煮る鍋を探す
10
輝きの失せた自分の灰色で迷彩してる新宿の夜
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