Utakata
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手札事故
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思ってもいなければ詠む必要もないそらごとを無理やり歌う
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折れた傘を灼け【音を割れ】人海を泥の底から
覆
(
かえ
)
せ 春雷
3
鮮やかな
希贾布
(
ヒジャブ
)
が揺れて、砕米を
非洲阿姨
(
アフリカおかん
)
が炊きこんでいる
1
下描きへ
凍
(
い
)
てる
少女
(
おとめ
)
の
佩
(
も
)
つ斧にサビは生さない(描かれない限り)
1
退勤の空は日ごとにあかるんで風中かすか春の靴音
4
なにもかも消え去るのだわ、
T
ミノをねじこまれていくように下から
1
そうよ私、雅楽にだってワブルを入れる女
DROP THE BASS
(
ヂョッダベイス
)
2
届かない未来と知って、手を伸ばせば……ああ、
発動機仕掛けの神は
(
Deus ex motore
)
来ませり
1
やることのすべてをメモにかきとめてファイルに綴じている意味がある
2
証言そのマイナス八は
CD
へ落ちた磁針が金切りながら
0
O(n)のバフ・ループでは及ばない
楕球
(
オーブ
)
割るれば最西へ
往
(
ゆ
)
け
0
ふと顔を取り戻して居、原初たるスープの泡より生まれ、われらは
3
伽藍堂へせいぜい時を凍たみたいな今よりもっと感情制限
1
軽い近視だから
十六夜月
(
いざよい
)
の欠けとかあなたのこころとかが視えない
2
同じ貌だけど今度は本革の財布に爪をたてた夕立
2
エメラルドグリーンでもターコイズブルーでもない色のアウターを着る
1
そら詠まねば生き易かろう、歌
等
(
なんぞ
)
, though どうしても息が詰まって
3
歌っていた骸から五と七を拾い損ね続ける 歌いたかった
2
ギャアギャア、最高存在祭典様幻肢痛に糖衣錠一嚥m
1
終わりなき踊りのガリアふたりきりじゃ知らないふりができないなにか
1
創造病症状のうち造生命・造物・歌作などの兆候
2
人生もゲーム、ゲームのように積まれていくんだね 苦笑キャンセル
1
オタク
(
おれたち
)
=
(
が
)
貴女
(
アイドル
)
だ、なんて あまりにも夢の
終
(
は
)
てには酷な歌だよ
2
現在進行形
(
今まさに、していること
)
と
現在完了形
(
し終わったこと
)
の区別をせん
都会方言
(
きょうつうご
)
3
くちついて出ることぜんぶ
詩
(
うた
)
のひと、
居
(
ゐ
)
てはツたら悪人やおもふわ
0
墨色の
鶏卵
(
たまご
)
割る
毎
(
ごと
)
おしまひのきみは予言により死せる生
0
アズ・スロウ・アズ・ポッシブル オルガンの千年を
地球
(
ほし
)
とかに捧げる
1
Je me demande si tu préfères «je t'égorge» à «je t'aime».
(
「すき」よりも「のどもとに刃をつきたてる」がきみのよろこぶことばなのかな
)
5
実践
(
プラクティス
)
・
業としての夜
(
プロスティテュート
)
・
冥界の春
(
プロセルピナ
)
・
書かれ得ぬ声
(
プロソディー
)
・
加料鋼琴
(
プリペアド・ピアノ
)
1
土色のシェヘラザードを抱き上げて赤いりんごをひとつ放った
2
ふと
私達
(
ぼくら
)
は赤の他人でありながら互いが
兄弟
(
しまい
)
なのだと、思う
0
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