Utakata
登録
Login
手札事故
フォロー
14
フォロワー
13
投稿数
126
思ってもいなければ詠む必要もないそらごとを無理やり歌う
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
次 ›
最後 »
尾を振りて鋭角ゆ来し顎下を撫ぜ外宇宙へとまた骨投ぐ
1
透明なる物のみ召せば透明になれると云ふ寒天のさゞなみ
4
镁离子
(
マグネシウムイオン
)
が優先するゆえに泡立たない詩々を御覧ぜ
3
不具・不在・不能・欠缺・無理・毀損・煙滅、短歌帳を満たして
2
昨日世界は終わったけど掌と同じ白さで丸めるウガリ
2
「
人間さん
(
インガンニム
)
、
人間さん
(
インガンニム
)
」という声に
徐
(
やお
)
ら目を覚ます……錆びついた、夏
2
ねたりないものね たりないものねだり ないものねだり ないものねだり
2
つるぎたちワードプロセッサーという回転体に指を入れるな
1
これは大臼で、神経・あじさわう概日リズムなどを圧潰
1
思ってもいなければ詠む必要もないことばかり、無い言葉借り
2
もう
知
(
し
)
ゃんし、どうでもいいわ」人海を泥の底から
覆
(
かえ
)
せ 春雷
4
思ってもいなければ詠む必要もないそらごとを無理やり歌う
2
なるかみのトーン・クラスターを撃つたびに祈ってるとか虫が良すぎる
2
地形ダメージをすべて無効化して歩けるのなら是無上な夜
1
オニノゲシのようなヘルマフロディトスの微笑で、これが夢と気づいた
1
ひとかかえの闇がnéantと啼くもんだから誰か連れて帰ったのだろう
2
真新しいアスファルトほど夜色なのでゆっくり踏みしめて行く
2
二人零和有限確定完全情報ゲーム、陰鬱な音楽
1
虎落
(
もが
)
ってはいない 遠くで
警報灯
(
サイレン
)
が鵞鳴る白黒曖昧な夜
2
やりなおすには、やきつくすしかなくて、
真鍮
(
オレイカルコス
)
の指で祈った
3
エミュレータをリブートしないで、そのまま、ミトコンドリア・イブの
頤
(
おとがい
)
へ
2
安らけく踊らせてくれ生焼けの灰、アメリカセンダングサの花
2
寿命無限チートの僕ら、食い尽くしながら
殖
(
ふ
)
え、飢えてもなお
殖
(
ふ
)
える
2
クエン酸回路の発火
/
融点をわずかに超える夜風
/
跫音
(
ステップ
)
7
ピアノ線を張るのはやがて滑り失せてしまう山を
听
(
き
)
き留めるため
4
祭壇に煙る形而上の飛沫、淡色を得て満ちる日を待つ
2
また
拡大
(
ひろが
)
れる
闘争領域
(
せんじょう
)
にメタを張らず オオコンニャクの咲かず萎れず
1
ザイザルの不在を血混じりに擤み捨て、南方戦線異常あらずや
1
鎌首をもたげ肉色に裂け咲ける
汝
(
なれ
)
侵略的外来種なり
3
あしひきのマウンテンデューとドリトスをスクリューして哄笑する動画
3
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
次 ›
最後 »