あんころ
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ゆっくりのんびり。
2024.10.12〜

秋の真昼に私の部屋だけ暗い 不安に囲まれているから
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月の光で舞う君を見る 他に誰かがいるような気がして
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太陽に憧れている 与え続けた結果奪えてしまえるから
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誰にも予約されていない薬指に大蛇のリングを嵌め込む
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君と僕 名前のつかない関係だけど どうする? このままがいい?
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電線の影すら美しく感じる冬 真っ白な世界の中
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コンタクトをしている私ですら愛せないなら無理ね 不採用
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連れ去ってくれると信じた怪人のマントに取り残される 夜
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恋も愛も飛び越えて信仰と呼びたいそれは結局依存
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喫煙所に新参者現る ここでも人は壁を作るの
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人が恋しい花葬かそうの帰り 文字のあの子と恋の共犯者
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泣きながら笑って 感情の相殺で今日も生きているのだ
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寝落ちしかける瞬間 時間が飛ぶあの静かな感覚が好き
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大雨に当たりたくなる衝動我慢する 私は大人なの
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自炊した解釈で今日とて生きる 情報もない推したち
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電車が静かになる瞬間 鼻が折れる瞬間 キシキシ
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ささくれなぞって広がる嘘も 夜に傾く青い嘘も さくり
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カエル鳴く夜 目を擦るのはやめなさい まつ毛が取れてしまうから
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脳内辞書頼りではいつか言葉も枯渇してしまうのだろう
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ただの胃腸炎でクビになりかける秋の昼間 早く治れよ
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全てを愛せなくてもいいの 愛と信仰は別物なのだから
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堕天とはまた違い 天使からこぽるる元天使 こぽるるぽるる
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誰にも裏はあるものよ おかしいのは貴方 なんて言われていない
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見たくないものたちさえ見ているのだろうか 今この瞬間にも 
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何かしらのヒーローかもしれないと信じたい夜 近づく怪異
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噛めば噛むほど 詠めば詠むほど味が出る 短歌とは食事なのだ
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胃腸炎のたびに実家戻る 母の作るお粥が食べたくて
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世界の全てが輝いている 短歌を始めたからに違いない
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間もなく終着点です 産声を忘れないよう気をつけて
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ゴリゴリと揉まれる肩 痛いのが好きって変かな サバンナの夜
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