家来    フォロー 64 フォロワー 51 投稿数 129

休日は何をしているかと問われ自らに問う何をしている? 

ほんものに出会える人が僅かならわたしは夢を見るだけでいい 

今日という日を生きてただそれなりに為すべきことを少しは為した 

愛されるために各部の体毛を抜けよ生やせよ生やせよ抜けよ 

目玉焼きナイフの先に黄身あふれフォーク右手に握り直した 

太古より変わらぬ色の暗闇に浮かぶ顔、顔、スマホ視る顔 

水溜まり踏みながら行くきらきらとPassion Pitのリズムに乗って 

たくさんの雨垂れを吸い洗い方知らないままの鞄を抱いて 

全身に死神が染みついている生活がただうなだれている 

予め「そんなつもりはなかった」と言うつもりなら有っただろうか 

少年のような少女に恋をして未知の遊びをおぼえたあの日 

花々に埋め尽くされた廃病院かつてわたしはここで生まれた 

粘膜に粘膜を溶き縺れあうここは浄土か不忍池 

龍を名に冠する風呂屋屈強な背にすむ龍も紅くおののき 

ピンクかな?または意外と茶色かも、いちばん甘いマーブルチョコは。。。 

ハンミョウの背に秘められた色彩は死期を迎えたこの星の空 

キイキイと人差し指と親指のあいだで呻くキボシカミキリ 

だれが いつ どこで どうして どのように なにをしたのか なにがなんだか 

誰とでもつながる時代誰からも見届けられぬくるしみもある 

俺の目はTikTokに釘付けでただFrantic tick tick tick tick tick tick tock 

指先のヨモギハムシは遥かなる異国の夜をうつす鏡か 

指先のボタンひとつで世界中火のうみと化す夢をみた午後 

ひとびとの祭の邪魔にならぬようかみなりさまはしずかに踊る 

ゼクシィを仮想敵とし毒づいてこの不自由な自由を呪う 

機関車はト音記号か有蓋車無蓋車たちの刻む音楽 

にんげんの数だけこみゅにけいしょんのやりかたがあり困惑がある 

家家はそれぞれのの灯をともす黄色のまどにオレンジのまどに 

灰色の「こんなはずではなかった」の雲のなかにもささやかな虹 

素直さを強いる相手に唾を吐く私でいたい素直なままで 

ふるさとの土を踏むたび蘇る性衝動と詩へのあこがれ