lightshop
132
132
投稿数
627

牡牛座の双子

いちゃいちゃとしてる佐田さん見てしまい下がる口角止まらないんだ
11
本当の俺はこんなもんじゃないとみぃんな思い見る二等星
19
二十歳なり。かたちを変えた青春を十秒前で君は待ってて
19
切りすぎた前髪おさえ笑ってる君に吹く春白シャツなびく
24
ぷーさんの頭を優しく撫でてみるおそらく僕がして欲しいこと
40
その服は洗ってから来て欲しかったヤツの煙草のにおいがするよ
17
ほろ酔いで星をみながら帰り道春の白雪頬をすべって
21
棘のある言葉で拘束されながら撃ち抜かれたんだ弾にまみれて
16
すっ転び立ち上がろうと片膝をついた瞬間「ヨーイ」の体勢
18
講義室 外より早く夕焼けにまみれるんだよ蜘蛛の巣揺らし
20
ハンガーのダウンは重くずれ落ちてコーヒーよりもアンバサ下さい
12
春の雪が僕のまつ毛に乗っかってこのまま一生溶けなくていい
20
カーテンの裾から入る陽だまりに顔が照らされ春で目覚める
25
公園のベンチで鳩に囲まれて細胞の隅キュッと縮まる
27
クッションをすすすと陽射しに移動させ眠った老猫温ませてみる
32
頭上の木緑に染まりゆく歩道初春の出来ごと十指にはいる
16
諸事情があれこれあって今言えず来世であって謝罪をします
17
心毎一つも言えない今日もまたパラボラアンテナに陽が落ちて
23
アラームにぴちぴち頬を叩かれてそれでも眠い春が始まる
35
人生で嬉しいこと第三位寒い夜猫がベッドに入る
34
たたまない毛布みたいな春休みルイボスティーだけ丁寧に煮る
50
メディアでは非人道的兵器という人道的な兵器はあるの
28
気がつけば父とおんなじ僕がいる優しい言葉奥歯に詰まって
25
なにもかも知っている顔こたつ猫あごを撫でろと首をのばして
27
透明な箱に入った僕たちの個々の自由は個々の孤独で
29
締めパフェのアイスが少し溶けた頃君のまつ毛が好きだと気づく
19
のら猫とアイコンタクトした朝は性善説に一票あげる
25
冬コート雪の匂いがまだとれず凍ってた星少し溶けつつ
18
西日差し生暖かい六畳間泉鏡花が湿度を上げて
26
緑から金色になり今は白 春になったら次は何色
22