Utakata
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柔和
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山風は
他に野
(
たにの
)
ないとこ ひゅうひゅうと よくよく言えば 営々くよくよ
4
神様はリニアモーターカーよりも速いのと 父に問う子
6
抑揚に 山の手取りて 声に和ぎ や関わかなる 露骨かな
4
消防車 私の炎を 消し去って 燃え上がる恋を さあ今、ほら、早く。
7
救急車 私を連れて 逃げ出して 遠くの彼方へ 被害者連れて
5
止ま夢に お前はいつも 恋してる だってだからさ 超えられねぇじゃん
4
形のない微笑みにも 振り回される年頃で ただただいつも愛してる
5
俯きがちなあの子の夏に お花を捧げる 緑じゃないのよ
4
芽の絶えた 行く手阻かる 根の目には 私の歩いた 道の足跡
8
溶け込むような夏が来た。よーいどんで夏が来た。
5
やめてくれ そんなにわたしを いたぶらないで たすけてくれよ やめておくれよ
5
やうやうと 白くなりゆく 山際に 妬けて夢して 友なら
無国
(
なくに
)
6
結わんとて 今日も平気は あるものを 目に咲たるは 紫陽花の露
8
会うことの 耐えて久しく 泣く目には お久。元気にしてた? 幼馴染
6
行き請うは 花の夜道の 濃い宴 明日の朝には ぼけたクマの目
5
眠過ぎ
(
真白にそ 九日ばかり 酔い老けて あからさまなる 寒暖差さま
)
6
様々な 敬称飛び交う 誕生日 お母さん ばあば ひいばあば
11
行き絶えて 秋の手口の あるものを 良き逢坂は 君の恋時に
6
雪解けて レンズ越しの 花紋様 笑う夢には 人の花には
8
されどとて とれぬものが 流布してく 泣く泣く行過ぎた諭吉たち
4
泣いて許されるとは思わない それでも溢れる 嗚咽の嵐
4
言葉より涙が先にでしゃばった やめてくれ、 もうちょい我慢してくれよ
5
ゆうされば 酔の命の 情けさえ 優しい子さえ 雪に焼けゆる
4
白妙の 澄んだ言の葉 今日老けて 夢に出てきた
言
(
こと
)
のバケモノ
7
そこここに のろはなのさぶ ややゆえり ようようさした よさささたされ
3
されどもされども友は笑う 私にとって学校は社会
4
どれだけ時があったとて どれだけそれに病まれても 短歌は私を攫ってく
4
赤く咲く 夢花ゆめか やるせなく 水筒煎じ 紅葉随時
6
絆されて 何も言わぬは 世を込めて 川の幅広 少々かも色
4
この山に 耐えて忍は 情けなく 君とこの世の 渡せる橋に
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