柔和
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やっとここまでやって来た。 私の未来 筋の形。 でももういらない。
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やあ夢や よくも抑揚 やつがれて やましいことぞ 高等芸妓
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やめようと 決意したのは半年後 沼から抜けるのがいかほどに恐ろしいか
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山風は 他に野たにのないとこ ひゅうひゅうと よくよく言えば 営々くよくよ
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神様はリニアモーターカーよりも速いのと 父に問う子
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抑揚に 山の手取りて 声に和ぎ や関わかなる 露骨かな
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消防車 私の炎を 消し去って 燃え上がる恋を  さあ今、ほら、早く。
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救急車 私を連れて 逃げ出して 遠くの彼方へ 被害者連れて
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止ま夢に お前はいつも 恋してる だってだからさ 超えられねぇじゃん
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形のない微笑みにも 振り回される年頃で ただただいつも愛してる
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俯きがちなあの子の夏に お花を捧げる 緑じゃないのよ
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芽の絶えた 行く手阻かる 根の目には 私の歩いた 道の足跡
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溶け込むような夏が来た。よーいどんで夏が来た。
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やめてくれ そんなにわたしを いたぶらないで たすけてくれよ やめておくれよ
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やうやうと 白くなりゆく 山際に  妬けて夢して 友なら無国なくに
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結わんとて 今日も平気は あるものを  目に咲たるは 紫陽花の露
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会うことの 耐えて久しく 泣く目には  お久。元気にしてた?  幼馴染
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行き請うは 花の夜道の 濃い宴 明日の朝には ぼけたクマの目
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眠過ぎ真白にそ 九日ばかり 酔い老けて あからさまなる 寒暖差さま
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様々な 敬称飛び交う 誕生日 お母さん ばあば ひいばあば
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行き絶えて 秋の手口の あるものを 良き逢坂は 君の恋時に
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雪解けて レンズ越しの 花紋様 笑う夢には 人の花には
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されどとて とれぬものが 流布してく 泣く泣く行過ぎた諭吉たち
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泣いて許されるとは思わない それでも溢れる 嗚咽の嵐
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言葉より涙が先にでしゃばった  やめてくれ、 もうちょい我慢してくれよ
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ゆうされば 酔の命の 情けさえ 優しい子さえ 雪に焼けゆる
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白妙の 澄んだ言の葉 今日老けて 夢に出てきた ことのバケモノ
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そこここに のろはなのさぶ ややゆえり ようようさした よさささたされ
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されどもされども友は笑う 私にとって学校は社会
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どれだけ時があったとて どれだけそれに病まれても 短歌は私を攫ってく
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