Utakata
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柔和
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山の手に 行く手はばかれ 鳴く鹿の 震える霜の なしと思えば
6
今よりも遥かな幸せ 噛み締めた
父
(
ふ
)
に
母
(
ぼ
)
に 祖父母 妹 泣いた
5
悲しさに 横目の和えた 空ぬ間に 王家旅路は 白馬の滑車
6
蛍棲む 夏樹の冴えの 沢の音や たまゆるものへ よばふ月かな
7
カタツムリのままで良いから 裸の王様 なりたくないから
4
よろろそろ のろろるふふね やかかとに こここそこころ れれりるるれり
3
君さそふ 事のしだいさ いささかに 酔ふことの雫もたれるしおはば
4
君はただ この続く酸素の かたまりの 同じ真下で 笑ってる
6
世を込めて 鳥の空音は はかるとも 世に逢坂の 細き出会いに
6
この世をば 喰してしほうぞ 逢えぬなら あの笑顔すら 灰と消えんも
4
欲法の 耐えてしなるは なかなかに この久し方 をして代えねば
5
夜更かしの 袈裟の吹けての 垢さ座め 今日麓にも 至る月よか
6
寂しさに 欲を絶えても 泣かければ 世に逢坂の 君の笑顔や
5
激しい雨と
心虚
(
しんきょ
)
貫く 猛風の 情景描写が 似合いすぎてる
7
吐くような 白い恋益 赤く染め 心の底の 穴から落つる
6
夏冬
(
かとう
)
の夕 水落つる雪の
白日野
(
しらびの
)
の 汗ばむ声は 実りある夢かな
5
人はいさ 花ぞ薫る 隠れ蓑 過去をも超えて 人を愛して
6
やさぐれた 心の裏腹 けふ肥へて やめたやめたや 明日の恨みなら
5
いつまでも貴方と一緒にいられたら。 いえ、いられたのなら 良かったでしょう。
7
夜が更けて 朝み妙だに 良け気せり かな
哉
(
かな
)
高楼
(
こうろう
)
多く
木炉
(
もくろ
)
に
5
焼く気力 両翼添えて 空へ刺す 果てない夜に 双一番星
6
見送れば 寂しい背中に打たる釘 撃たれるほどに 優しくなれる
6
よくぞ来た ようこそかつての 大気圏 おいしい空気を 燃えよ星の子
5
山の手に行く手憚る 絶え妙に 宵も酔いしろ 浅鳴く楓
4
二十の年幅 彼の笑み そんな奴に 死にそうくらいな恋をした
6
焼け払う 野原の山に 遠吠えに さざなむ町にて 横目の彼女
6
当たって砕けろ 背中押す 砕け散る粉は 元に戻れずにいる
5
やっとここまでやって来た。 私の未来 筋の形。 でももういらない。
5
やあ夢や よくも抑揚
僕
(
やつがれ
)
て やましいことぞ 高等芸妓
6
やめようと 決意したのは半年後 沼から抜けるのがいかほどに恐ろしいか
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