Utakata
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さいとうなんぼく
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あたまのなかみです
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会食は次の機会と知らせあり友奥方の笑み永らえよ
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長回し名物お揚げ千切りやり咥え去るまで小雀を観る
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これよこれなんかいいよねこの印
❤️
なんツーこともないんだけどね
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声フェチがそのフレーズに恋をして耳を塞いで言の葉を追う
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慰めをさがしさがして『有り難い』唱えてなあれ心健やか
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取り敢えずカバー脱がせていい感じ火照り散らした我が愛フォーン
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何もかもカバー被せぬ生き方を始めてみたい六十路後半 / 夏のせいかなあ?
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天の川タイムラインの河の中眩く光る道照らす鍵
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遠い日に互いを映し聴いていたブレンダ・リーのこの世果てまで
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寿命ですおはようも無くテレビ逝くエア炊ビデオ追うかのように
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シャーというハズレ予報に急かされて窓閉めながらポンチョが浮かぶ
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一周し男鹿の景色をパノラマに展望台が自動で回り
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夕餉時バタバタバタとヘリコプタ夜の有事を思わず想う
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青天は胸のモヤモヤ吸い上げて雲で散らして流してくれる
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主役張る歴史映画の上映はみんな揃った走馬灯にて
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四半時うつらうつらと吾忘れ周り見渡す唯の満腹
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オレニュースこの寒がりのこの俺が信じられるか扇風機だよ
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雨カゼは天のふか愛定期便来なけりゃ皆んな忘れたまんま
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目覚めては窓を開放陽を拝むこれでいいのだ自力本願
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齢なのと弱音吐いても却下します電動欲する太もも君よ
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今さらに島倉千代子蘇りこの世の花が耳に咲いてる
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ふたり旅記憶を窓に映しつつ語れぬ異夢は果てまで棚に
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知れた数幾十億の俺たちは星の数にも負けてるし
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好む歌何の因果か哀し歌はてさて今生謎は解けるか
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ようつべのお薦めに出た歌を聴く眠れぬ夜の雨降る永東橋
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歌詠むは対話なんだと合点する天井見上げ自分とじぶん
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堤防のシロツメクサが言ってたよ落ちたところで咲いているんだ
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午前二時右の寝息は語らずに歩んだ記憶左の吾に
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情熱と半ば無縁なわが生に火種を求め此処に立つ
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白鷺が川に潜りてドロンして波紋の外に顔出しニヤリ
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